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バーナンキ、有終の美へ。最後のFOMCに向けての発言に注目

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さてさて、今月31日で任期満了に伴い退任となるベン・バーナンキFRB議長ですが、1月29~30日の日程で行われる最後のFOMC(連邦公開市場委員会)へ向けて、25:10から講演が予定されています。目新しい材料が出てくるかどうかはわかりませんが、一応注目はしておきましょう\_( ゚ロ゚)チュウモク! 

バーナンキ議長は2006年から8年も続けてきたわけですが、この8年間というのはまさに激動の時代でしたね。2007年からサブプライムローン問題が顕在化し始め、その翌年にはリーマンショックで世界的な金融危機に。その後の危機対応から、歴史的規模の量的緩和の導入などなどいろいろありました。

それらをどうにか切り抜けて、夏ごろにはすったもんだもあって批判もあったものの、この量的緩和(QE3)に終了の道筋をつけて退任するという、まさに有終の美で飾ろうといった感じがします (*´∀`p〃qパチパチパチ

渋くて優しそうなおっさんですね(*´ω`*) とにかくいろいろありましたが、危機対応は評価できるといったところでしょうか。あそこで大胆な資金供給を行っていなければ、今頃は世界大恐慌となっていた可能性もあるのですが、それをなんとか抑えきったのはバーナンキの手腕といえるでしょう。

まぁそもそもサブプライムローンが問題となり始めたときに素早く対応していれば、ここまで大事にならなかったとの批判もあるんですけどねw リーマンを結果的に破綻させたのはバーナンキのせいだという見方もあります(ノ∀`) アチャー

というわけで、功罪様々な角度から今後バーナンキは評価されていくことになりますが、この量的緩和の出口戦略(終了)に成功すれば、まさに名議長ということになりそうです。なんといってもアメリカのみならず、世界の救世主ですからね。

そのバトンは、今後イエレン次期FRB議長へと引き継がれて、アメリカを筆頭に世界経済がどうなっていくかで評価が徐々に固まってきそうです。

日ごろついつい目先の値動きばかり気にしてしまいがちですが、こういった視点をもって経済を見ていくと、結構面白いかと思います(ノ´∀`*) 任期中から直後は非常に高い評価を受けていても、その2~3年後に問題が噴出することも多々あり、評価が一変してしまうこともありますからね。

果たしてバーナンキは有終の美を飾り、今後も名議長として評価され続けるかどうか、量的緩和縮小から終了への道筋とともに注目しておきたいところです。


てなわけで、ここからは昨日今日のドル・円相場について。昨日の海外市場は、1ドル=104.20~104.60円台での値動きとなりました。欧州市場では、上値の重さが嫌気されてやや下押しされる場面が目立ちましたが、いずれも限定的。材料不足ということもあって、下値でのモミ合いが続きました。


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1件のコメントがあります
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    漠羅天さん
    2014/1/17 00:43

    こんばんは^^

    はじめまして・・・でしょうか?

     

    >バーナンキ議長は2006年から8年も続けてきたわけですが、この8年間というのはまさに激動の時代でしたね。2007年からサブプライムローン問題が顕在化し始め、その翌年にはリーマンショックで世界的な金融危機に。その後の危機対応から、歴史的規模の量的緩和の導入などなどいろいろありました。

     

    私が投資を始めてからずっとこの議長さんでしたが・・・・

    この人ほどずっと決断を迫られたFRB議長もいなかったんじゃないでしょうか?

    よくここまで持ち直した、とリーマン当時市場を見てた人は誰もが思うんじゃないでしょうか?

     

    >日ごろついつい目先の値動きばかり気にしてしまいがちですが、こういった視点をもって経済を見ていくと、結構面白いかと思います(ノ´∀`*) 任期中から直後は非常に高い評価を受けていても、その2~3年後に問題が噴出することも多々あり、評価が一変してしまうこともありますからね。

     

    グリーンスパンさんもリーマン前は米経済を建て直した立役者と評価されましたが、リーマンが起きてからはA級戦犯扱いですからね^^;

    人の評価は水物ですw