まはいさんのブログ
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ソフトバンク 臨時決算 はてな?
11/15剰余金の配当←リリース・リンク
資本剰余金からの配当を回避するために、持株会社が臨時決算したようです。
9/9モバイルテックの配当←リリース・リンク
〓SoftBankから1,350億円を召し上げたのが主な配当原資です。
これにより、平成28年度でまでの配当原資が確保されたことになります。
増配後にイー・アクセスとの株式交換をしたのが配当政策の誤算だったようです。
Sprintは繰越欠損金が埋まるまで配当原資を生まないから、ソフトバンクの配当政策は厳しい状況で増配は望めません。
11/13半期報告書←リンク
有報なみの334頁、超大作です。
スプリント事業
新たなセグメントとして設置されました。
ただ、Clearwireがこのセグメントに入っていないのが「はてな?」です。
移動通信事業
ガンホーは"インターネット事業"セグメントではなく、"移動通信事業"に配属です。
「はてな?」を通り越して疑惑を覚えます。
ガンホーを"移動通信事業"に配属することで〓SoftBankのARPUが跳ね上がります。
スマートARPU
NTTドコモがARPUの下落を隠すために八百屋やレコード屋を買い漁ってARPUに加えたのが、ヘンな競争の始まりです。
本業のARPU下落を隠すために買収を繰り返すのは本末転倒ですから、ソフトバンクもバカな競争に加わらないことを願います。
もっとも、ガンホー一発でNTTドコモの姑息な買収によるARPU稼ぎを打ちのめす規模です。
NTTドコモのほうからバカなARPU稼ぎ競争をやめてくれれば業界は健全化するのですが…
ちなみに、NTTドコモはコンテンツ等収入を"スマートARPU"として開示しています。
ソフトバンクは従来通り"データARPU"に含めています。いずれNTTドコモと同様に開示を迫られるでしょう。
姑息な競争
かつてNTTドコモが"2in1"で契約数の水増しを謀ったら、ソフトバンクが本気で対抗してNTTドコモが折れました。
子どもの喧嘩のレベルです。
しかし、ニュースになるデータなので、とことん争うことに意味があるのでしょう。
NTTドコモがARPU水増しのために買収を繰り返していますが、ソフトバンクはガンホーで冷や水を浴びせました。
おそらく、ソフトバンクは批判を敢えて受付けて矛先をNTTドコモに向けさせるでしょう。
"2in1"での喧嘩と同じ展開を予想します。
NTTドコモの買収戦略
コンテンツ銘柄の一角は、NTTドコモのARPU稼ぎ買収で支えられています。
ソフトバンクがガンホーで仕掛けてきたので、NTTドコモは更なる買収を加速させると予想します。
最終的には無益な争いをやめるでしょうが、当面は対抗するほうに賭けます。
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関連銘柄:
ソフトバンクグループ(9984) NTTドコモ(9437) -
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gasp さん こんにちは
私は語学力に自信が無いので、外国市場での株取引はしません。
よって、外国株式の取引については何の情報も持っていません。
何度も書きますが、T-Mobile が提案している Sprint との株式交換は、圧倒的に Sprint 株主、ソフトバンクに不利です。
勘弁して下さい。
gasp さん こんにちは
アメリカの通信各社の第3四半期決算は、先週で出揃っています。
Metro PCS を買収した T-Mobile が、ソフトバンクがやろうとしていたことを先にやって、純増No.1 です。
gasp さん コメントありがとうございます。
Sprint は現在3位ですが、T-Mobile に抜かれるのは時間の問題です。
勢いのある T-Mobile に吸収されるのは、Sprint 株主、ソフトバンクには不利です。
私としては、アメリカの移動通信のシェア争いよりも、ソフトバンクが損しない策を希望しています。
gasp さん コメントありがとうございます。
英語の読解力に限界があるので、小難しい発表文の一部は推測です。
Metro PCS の買収合戦で Sprint Nextel も T-Mobile も疲弊し、その隙に上位2社がLTE網の整備をしてしまったようです。
3位と4位が聯合しなければ生き残れないという共通認識は、Sprint Nextel にも T-Mobile にもあるようです。
しかし、旧Nextel停波にともなう減損と顧客減に苦しむ Sprint は、T-Mobile に足許をみられているようです。
提案されている株式交換案は明らかにSprint株主に不利です。
ただ、私はソフトバンクの抜け目の無さを評価しています。
Sprint再建に失敗した場合には、そっくり T-Mobile に売却できるように担保権などが巧みに別除設定されています。
T-Mobile と、その後ろ盾のドイツテレコムを上手くあしらって、ほとんどノーリスクで米国進出しようとしています。
もちろん、Sprint再建に成功して欲しいです。
しかし、失敗しても売る手はずが整っているので安心です。
gasp さん コメントありがとうございます。
去年の今ごろ、Sprint Nextel は T-Mobile と Metro PCS の買収合戦をしていました。
結局、Sprint Nextel は買収合戦に敗れてソフトバンクに身売りすることになりました。
その一方で、T-Mobile も買収合戦で消耗しており、ドイツテレコムの後ろ盾だけではLTE網を整備する力が無いようです。
Sprint との株式交換による統合は、T-Mobile からの提案なので、ソフトバンクが呑むか呑まないかの問題です。
ソフトバンクとしてはなるべく時間稼ぎをしたいところですが、ドイツテレコムからの圧力にどこまで抵抗できるか見物です。
gasp さん コメントありがとうございます。
Sprint の繰越欠損は租税条約の通算要件を満たさないから、節税にはなりません。
来年と予想されている T-mobile との株式交換が Sprint の評価に大きく影響すると考えています。
Sprint 株式は大きく希薄化しますが、ソフトバンクは希薄化相当のSprint株式を既に買い増しており、Sprint株式希薄化への備えは万全と思います。
Sprintについては、成功しなくても転売可能ですので、ソフトバンクのプラス要素ではあってもマイナス要因にはならないと考えています。
孫社長は言いませんが、Vodafoneと違ってSprintは失敗した場合の撤退策が用意されています。
ソフトバンク株価は、当面は騰がりも下がりもしないと予想しています。
gasp さん コメントありがとうございます。
パズドラやってる人は〓SoftBankユーザだけではないから、ガンホーの売上を〓SoftBankユーザ数で割ってARPUを計算しても何の意味もありません。
バカさ加減が小学生でも解るレベルのアホなARPU競争です。
パケット定額制だから本来のデータARPUが上昇するはずがないのに、世の中の人はそのことを理解していません。
世の中が低レベルだから、低レベルなイメージ競争を繰り広げるしかないのでしょう。
ただ、こういう屁理屈の競争ではソフトバンクは超一流です。
Sprintは、黒字転換しても数年は繰越欠損金と相殺するだけだから、5年くらいは期待できないと予想しています。