funt-mys4さんのブログ
消費税導入決定で上昇する銘柄について考えました。
次の最大のイベントは、10月初旬の安部首相による消費税導入宣言でしょう。
そこでまずは、消費税導入は株式市場にとって歓迎なのかどかを考えてみました。
海外の投資家比率が60%程度と言われる日本市場の動向は、ボヘミヤンが握っているのだ。
ボヘミヤンになったつもりで、消費税はどのように映っているのか想像しました。
ヨーロッパの投資家にとっては、今の5%はかなり低いので、8%にしても何の問題もないと考えていると思います。
アメリカの投資家は、もう少し詳しく日本を分析していて、日本の税金制度は複雑で今回の8%消費税を導入すると、個人所得にかかるトータル税はEU並みの35%以上になることを理解している。
よって、何か景気対策(法人税減税等)を同時発表しないと、来年の景気は腰折れするだろう。と見ていると思います。
その他、中国や韓国などの投資家は、自国の市場でいっぱいいっぱいで、日本の消費税を考える余裕はないく、考察などしないでしょう。
上記理由から、「国民に痛みを伴う消費税を来年の4月から8%にする決定をします。」+「法人税減税も実施します。」+「低所得者向け減税対策も実施します。」の3点セットで発表すれば、市場は歓迎して一時的に高騰するのではと思いますが。(来年の3月までは・・・)
そもそも消費税増税は、物価の上昇を意味していて、給与が右肩に上昇さえしていれば何の心配もなく越えられるハードルと思っています。これが重要なのですが。
株価が高騰することを前提に銘柄を選んで見ましょう。
自販機のメーカーとかスーパーのポスシステムのメーカーなどは特需として頭に浮かびますが、
何よりも特別利益がでかい企業があります。それは、
「輸出還付金制度」を利用出来る企業です。
上位10社を掲げます。(2010年の資料です)
1位:トヨタ自動車(株) 2,246億円
2位:ソニー(株) 1,116億円
3位:日産自動車(株) 987億円
4位:(株)東芝 753億円 ← 私、本日買い増しました。
5位:キヤノン(株) 749億円
6位:本田技研工業(株) 711億円
7位:パナソニック(株) 633億円 →私、すでに購入すみ。
8位:マツダ(株) 618億円
9位:三菱自動車(株) 539億円
10位:新日本製鉄(株) 346億円
ちなみに「輸出還付金制度」 とは、
外国の付加価値税等との二重取りを避けるため、輸出品は消費税を免税される制度。
上記企業は仕入れの際に部品業者をたたいてコストを下げた上、販売価格に対し最後に帳尻あわせで政府から、まるまる還付してもらえるありがたい制度です。
輸出大手にはとてもやさしい税制ですね。(自動車メーカーには特に有利)
導入発表と円安が重なったときの上っぱねに期待します。
こんばんは、はじめまして。
JVCケンウッドのことはわかりませんが、輸出にかかる還付はだいたいのメーカーが受けていると思われます。
ちなみに私のJVC株は、本日190円になった時点で、逆指し損切りになりました。
短い命でしたが後追いはしません。