Abe_Reiji-2013さんのブログ
中国株の影響で大幅下落したのに、もう反発!?
こんばんは!
本日の東京市場は昨晩の6月の米国の製造業雇用者数、非農業部門雇用者数、平均時給などの雇用統計が良かったことを好感してNYダウが15,135.84ドル(前日14,932.41ドル、前日比+147.29ドル)と上昇したことでシカゴ日経平均先物はシカゴ時間16:00(日本時間6:00)で14,440円(前日14,185円、東証終値比+130円)でその頃のドル円が101.15円(前日100.55円)くらいになった為、上昇して始まりました。
ところが、香港のハンセン指数も上海総合指数朝方から終日前日比マイナスで特に東証取引時間中が低迷したことから、様相は一変する形となりました。
日経平均は10:14の14,473.42円から10:56の14,302.53円、12:37の14,409.99円から13:03の14,325.14円、13:16の14,360.34円から13:34の14,229.97円、13:57の14,283.81円から14:22の14,126.78円、14:46の14,199.43円から15:00の14,109.34円と何度か下落を繰り返して朝の寄り付きの大幅な上昇が一転して、大引けでは大幅下落となりました。
その為、前日比で見た場合には日経平均は14,309.97円から-200.63円(-1.40%)の下落、TOPIXは1,188.58円から16.00円(-1.35%)の下落と大幅下落と言っても極端な下落とはいえませんが、朝の寄り付きの初値から大引けの終値で見た場合には日経平均は9:00の14,494.41円から15:00の14,109.34円と-385.07円(-2.66%)の下落、TOPIXは9:00の1,202.44円から15:00の1,172.58円と-29.86円(-2.48%)の下落とかなり大きな下落と見ること出来ます。
為替相場は前日比では約1円の円安ドル高である101円を超える水準を取引時間中はほぼ保っており、これも前日比で見るとプラス要因になっていましたが、9:00の約101.5円から15:00の約100.9円と0.6円の円高ドル安となっており、為替相場の影響も前日比と朝の寄り付きと大引けでの比較ではかなり異なる形となっていますから、こちらも今日の相場が右肩下がりになる材料の一つとなったといえるかもしれません。
また、アジア株式市場の相場下落の影響からかシカゴグローベックスのダウ平均先物価格も東証の大引けの時間である15:00には15,065ドルと朝の寄り付きの頃の15,110ドルから下落していたことも世界的な株安傾向を想起させ、売り材料となっていたかもしれません。
本日は日経平均が前日比-200.63円(+2.08%)の14,309.97円となっただけでなく、TOPIXが前日比-1.35%、東証1部時価総額が前日比-1.27%、東証1部の値下がり銘柄数1,285(75%)、大証1部時価総額が前日比-0.26%と大型株は幅広く売られてほぼ全面安となっています。
もっとも、JASDAQ指数が前日比-0.24%(JASDAQグロースが前日比-7.24%、JASDAQはスタンダードが前日比+0.03%)、マザーズ指数が前日比+0.74%となっていますから、小型株・新興株については下落とはいえませんから、完全な全面安というほどでもないようです。
なお、売買代金で見ると、東証1部が前日の2.05兆円から本日が2.52兆円、大証1部が前日の307.22億円から本日が349.40億円と大型株は薄商いの状況が続いているものの、やや増加し始めており、
そして、小型株や新興株が主体のJASDAQはスタンダードが前日の794.79億円から本日が854.01億円、グロースが前日の382.36億円から本日が376.29億円と小型株や新興株も薄商いの状況は変わっていませんので、一部の解説で見られるような個人投資家が新興株や小型株へシフトした・・・というのは疑問を感じる出来高の推移と思われます。
なお、東証の大引けの時間に近い日本時間15:04(香港時間14:04)に20,408.31香港ドルだった香港ハンセン指数は凍傷の取引時間後に値を戻し、日本時間16:36(香港時間15:36)に20,690.29香港ドルとなったのち、終値は20,582.19香港ドルと前日比-272.48香港ドル(-1.31%)と下落幅を縮めています。
そして、この香港ハンセン指数の戻りを受けて日経平均先物価格も15:05の14,060円から17:40には14,270円へ、ドル/円相場も15:21の101.02円から18:07には101.33円へ、シカゴグローベックスのダウ平均先物も15:00の15,065ドルから18:00には15,120ドルへと各々値を戻しており、あたかも東証の取引時間帯のみ下落幅を大きくすることで狙い撃ちされたかのような形となっています。
こうした東証取引時間終了後の値動きを見る限り、今夜の欧米市場で大きな混乱がなければ、明日の東京市場は再び前日比プラスで始まることになるのかもしれません。
この後はいつもと同じく中国株やNYダウ先物の動きと定点観測的に見ている主要銘柄を見てまいりましょう。
こんばんは!
そうですね…普通に考えると、今程度の経済状況の中で消費税率を引上げれば、消費縮小からの循環が働いて、経済がマイナスになるので、下がると見ますよね。
ただ、それでも物凄い金融緩和状態にあるから、昨今のNYダウと同じく景気が悪くなる話が出ても、それで金融緩和が続く期待や、金融緩和の拡大を期待する上昇が続く可能性も在るので、簡単に空売りするのも危険と見たほうが安全ですね。
こういう金融相場というか、バブル相場というかは、通常の相場展開と異なることを頭に入れておかないと、痛い目に遭うと気を付けていきたい…と考えています。
Abeさん
from仙人かめ
日経平均は 消費税増税の閣議決定 の 後は 下 と考えています。。。
ただ 黒田さん の マネーサプライ 2倍 というのが 桁外れなので
素直に 「売り」 ができないなあ と考えています。。。
キャピタルゲイン課税が 2倍 に 戻るのも 大きいですね。。。
一時期 ネット証券も 考えましたが 情報収集 は 自分一人では
難しいし いけいけの性格なので 止めてくれる人がいないと失敗しそうで;;
不動産大手3社共に日経平均の動きと同じように下記の共通項が見られます。
①朝の寄付きの初値は前日比プラスで始まった
②その後は右肩下がりに下落した
③大引けで出来高が増えて直前から下落して終値となった
④下落率が前日比よりも朝の寄り付きとの比較の方が大きい
・三井不動産は初値が3,225円で終値が3,080円と145円(前日比-120円)の下落
・三菱地所は初値が2,878円で終値が2,742円と146円(前日比-131円)の下落
・東急不動産は初値が1,075円で終値が1,020円と55円(前日比-30円)の下落
また、三井不動産と三菱地所は共に大引けの出来高が朝の寄付きよりも大きくほぼ本日最大となっていますので、最後の攻防の対象として売り方と買い方が激しいつばぜり合いを行ったように見えます。
メガバンクについて見てみる共に日経平均の動きと同じように下記の共通項が見られます。
①朝の寄付きの初値は前日比プラスで始まった
②その後は右肩下がりに下落した
③下落率が前日比よりも朝の寄り付きとの比較の方が大きい
・三井住友は初値が4,795円で終値が4,670円と125円(前日比-90円)の下落
・三菱UFJは初値が654円で終値が638円と16円(前日比-8円)の下落
・みずほは初値が214円で終値が210円と4円(前日比-3円)の下落
また、三井住友と三菱UFJは大引けの出来高が朝の寄付き並みに多くなって終値が直前より下落しています。
三菱UFJは14:50頃の644円から終値が638円と僅か10分で約1%と特に大きな下落となっているのが特徴的です。
なお、みずほは株価が低水準で値幅の段階の変化に乏しいこともあり、全体としては同じように動いたものの、14:17に既に終値の水準になっており、大引け直前での急落は起きていません。
電機メーカー3社も、本日はやはり日経平均と全体としては同じような動きとなった為、下記の共通項が見られます。
①朝の寄付きの初値は前日比プラスで始まった
②その後は右肩下がりに下落した
③大引けで出来高が増えて直前から下落して終値となった
④下落率が前日比よりも朝の寄り付きとの比較の方が大きい
・日立は初値が699円で終値が674円と25円(前日比-14円)の下落
・ソニーは初値が2,201円で終値が2,152円と49円(前日比-43円)の下落
・シャープは初値が451円で終値が430円と21円(前日比-8円)の下落
ただし、ソニーとシャープは9:14に本日の最高値をつけ、前場は極端な下落を起こしていない点が、日立と異なる形となっています。
円安が進んでいますね~
昼間の日本市場は狙い撃ちされたようですね。
自動車メーカー3社共に日経平均の動きと同じように下記の共通項が見られます。
①朝の寄付きの初値は前日比プラスで始まった
②その後は右肩下がりに下落した
③大引けで出来高が増えて直前から下落して終値となった
④下落率が前日比よりも朝の寄り付きとの比較の方が大きい
・トヨタは初値が6,410円で終値が6,250円と160円(前日比-60円)の下落
・ホンダは初値が3,900円で終値が3,760円と140円(前日比-80円)の下落
・マツダは初値が7,040円で終値が450円と20円(前日比-10円)の下落
ただし、トヨタとマツダは日経平均寄与度が高いホンダとは異なり、大引けの出来高が朝の寄付きよりも多くなっていませんので、日経平均という数値を巡る攻防がいつもの様に大引けで行われたものと推測されます。
日経平均寄与度が比較的高いことで知られるほかの3社を見てみると、日経平均の動きと同じように下記の共通項が見られます。
①朝の寄付きの初値は前日比プラスで始まった
②その後は右肩下がりに下落した
③大引けで出来高が急増して朝の寄付きよりも多くなって本日最大となり直前から下落して終値となった
④下落率が前日比よりも朝の寄り付きとの比較の方が大きい
・京セラは初値が10,780円で終値が10,450円と330円(前日比-130円)の下落
・信越化学は初値が7,040円で終値が6,770円と330円(前日比-130円)の下落
・ホンダは初値が3,900円で終値が3,760円と140円(前日比-80円)の下落
いつもの様に日経平均寄与度の大きい代表銘柄であるファーストリテイリングとファナックを見て行こうと思います。
やはり日経平均寄与度が代表銘柄ということもあり、ファーストリテイリングは初値が37,900円で終値が36,800円と900円(前日比-200円)の下落、ファナックは初値が14,880円で終値が14,540円と340円(前日比-230円)の下落となっており、日経平均の動きと同じように朝の寄り付きは前日比プラスで始まったものの前日比マイナスに転じて、終値が初値よりも大きく下落して終わっています。
もちろん、日中の動きも10:15頃まで比較的堅調に推移してから下落に転じ、後場に入ってから一段安となったことや大引けの前後で急落して引けたのも同じです。
両銘柄共に大引けで出来高が朝の寄付きよりも多くなって直前より終値が低くなっていますので、日経平均の最後の攻防の対象となって売り方が勝ったことが如実に表れていると見ることが出来そうです。
東京市場に大きな影響を与えるとされる中国関連の主要株式市場といえる上海・香港の株価、シカゴグローベックスのダウ平均先物の動きを確認したいと思います。
香港のハンセン指数も上海総合指数朝方から終日前日比マイナスで特に東証取引時間中が低迷していました。
このようにどちらも日本の取引の時間帯は下落が続いていたことから、日経平均を下落させる売り材料となったようです。
また、アジア株式市場の相場下落の影響からかシカゴグローベックスのダウ平均先物価格も同様に下落し、も東証の朝の寄り付きの頃の15,110ドルから大引けの時間である15:00には15,065ドルと下落していたことも世界的な株安傾向を想起させたかもしれません。
こうした外部要因が本日は売り方の支援材料となっていたことが、売り方を強気にして日本の株価を下落させることになったと思われます。