バラの会さんのブログ
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ババ掴み個人投資家 雪辱を果たす、フロンティア投資 2
「投資先がないから他を探す」のは危険なシグナル
狭いスプレッド2年連続
最近はほとんどの金融資産の相関が高まり、「上がる時は全部上がり、下がるときも同時に下がる」傾向が顕著になっています。そうなると相場の天底も同期してきます。このような状況で、「投資するものがないから他を探す」というのは、通常では投資対象とならないものまで価格がつり上がるということになります。
1980年代末の日本の株・不動産バブルの際に、「上場企業であれば赤字でも1,000円以下の株価はおかしい」「東京の土地ならどこでもいい」「人数が足りないから誰でもいいから採用」という状況になりました。「先進国の債券がだめだから高金利の〇〇国債」というのもまさに同じ状況と考えられます。
フロンティアを吟味する、5つのポイント
これからも南極・北極開発、北朝鮮、ミャンマー、サハラ砂漠以南(サブサハラ)のアフリカ諸国などからiPS細胞、透明なセメント、燃料電池、海洋資源・火星開発まで様々なフロンティアが出てきそうです。そこで、これらが投資テーマとしてホットになってきたと思ったら、次のポイントをチェックしましょう。
フロンティア吟味ポイント1:目新しいか、再登場か?
全く新しい事象が最初に評価される際は、情報が少ないので高めに評価される傾向があると言われています。一方、過去に注目を集めた後に沈静化してこなれ、再度注目された場合には合理的な価格形成がなされる可能性が高くなります。
フロンティア吟味ポイント2:他の資産が上がり過ぎていないか?
フロンティアに投資する動機が他の資産の高値警戒感である場合には、そのブームは短命に終わるケースがほとんです。注意しましょう。
フロンティア吟味ポイント3:自分がいち早く気づいたか?
新商品組成にかかる時間が長いためか、日本の個人投資家向けの投資信託が国内で販売される頃はいつも大相場の最後に近いようです。一方、自分が海外の情報源から丹念に探して見つけた投資テーマで、日本国内ではそれに投資できる商品や関連企業がほとんどなく、まだ週刊誌やマネー誌で採り上げられていないようであれば、まだチャンスはありそうです。
フロンティア吟味ポイント4:自分の次に誰が買ってくれそう?
周りでそのテーマにだれが興味を持ちそうか考えてみましょう。もし候補者がいれば、さりげなくその方に「この投資対象についてどう思う?」と相談を持ちかけてみましょう。その人が既に投資していて「これはいいよ。ぜひ投資したら」と言ったら、おそらくあなたの後に投資する投資家はもう誰もいないかもしれません……。
フロンティア吟味ポイント5:普遍的なストーリーに沿っているかどうか?
世界有数の経済大国になっても高度成長を続けられるとか、生産年齢人口が減少し始めていたり、軍事予算が多すぎたりするのに経済運営に弊害が出ないと考えるのはかなり無理があります。また、現在72億人の世界の人口は2050年には90億人にもなります(国連推計)。この人口を支えるだけの鉱物・穀物資源が地球にあるのか、なければどういうことが起こるのか(普通に考えれば、資源価格暴騰や資源を巡る戦争)といったことも、検討中の投資シナリオとの整合性を考えてみる必要があります。
フロンティア投資には慎重であれ
上記のポイントを確認した上で、「過去に急騰・急落したことがあるテーマ」で、「今のところ日本国内での投資がブームになっておらず」「先進国の株式や債券がバブル状態ではなく」「自分の周りでそのテーマに投資している人がいない」もので、かつ「資源制約や環境破壊を鑑みても無理がない投資テーマ」であれば有望である可能性が高くなります。フロンティアへの投資にはこのぐらい慎重な方がよい結果になると思われます。
これまた貴重な有用な日記ありがとうございます
コピペさせて頂きますm(_ _)m
というか、そんな銘柄見つけれません(笑)
おちゃちゃさん
おちゃちゃ様は充分理解してらっしゃるでは有りませんか。
私もコピペしています。
読み返してます。(笑)
資金不足と情報不足で諦めました(^-^;
マレーシアの不動産投資がマネー雑誌に掲載されるようになったので
そろそろ終わりだと思います(笑)
10年前に買えば大儲けでした(笑)
最近気になるのが、スリランカ投資です。
円安なので投資しませんが(笑)
にゃん7さん
日本の機関、ファンドが乗り遅れ
ノロマナ亀なんですよ。
結局、個人投資家は買えない・・・と云うのが結論では?