moroboshidanさんのブログ
円谷プロの失敗
SF特撮の名作、ウルトラセブン(1967~68)と関係する、株式投資情報を調べています。
今年は円谷プロ設立50周年を記念し、様々なイベント、出版物が企画されていますが、
最近出版された、「ウルトラマンが泣いている (円谷プロの失敗)」という本を読みました。
1960年代に、ウルトラQ,ウルトラマン、ウルトラセブンという、第一次怪獣ブームを起こした円谷プロダクションでしたが、現在は、
2767 フィールズ
7832 バンダイナムコHD
が資本を握っており、創業家の円谷一族は経営に関与できない形になっているそうです。(詳しいことは、本に書いてあるので省略します。)
スーパー戦隊や仮面ライダーのように、毎年新企画を継続的に制作していく例もありますが、ウルトラシリーズはそうなっていません。今年はウルトラマンギンガという新作が出ることは一つの朗報ではありますが、熊本県にあるウルトラのテーマパーク「ウルトラマンランド」は今年中に閉園の予定と聞きます。このままではビジネスモデルとして未完成のままとなってしまいそうです。
投資家としては、自己資本比率、ROE、PBR、PERといった指標に注目するわけですが、
7832は、自己資本比率66%、ROE 14.1% と大変良好なレベルを維持しています。(ウルトラシリーズは、大した寄与率ではないかもしれませんが。)
ビジネスとしてではなく芸術としてみた場合には、特にウルトラセブンは間違いなくSF特撮の最高峰のひとつだと思います。ウルトラシリーズの需要は間違いなく存在するので、ぜひ持続可能なビジネスモデルとして確立することを期待しています。
最近バンダイの通販で、大人向けのウルトラ警備隊柄のネクタイを衝動買いしました。「受注数量が予定を下回った場合には発売中止」という注意書きがありましたが、無事、ネクタイは我が家に届きました。「ウルトラ」の需要は確実に存在します。今後、ウルトラシリーズの企画から目が離せません。。
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関連銘柄:
円谷フィHD(2767) バンナムHD(7832) -
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moroboshidanさん、おはよう
ウルトラシリーズですか。
いまだに需要があるのですね。
芸術です。