あおぞら郵船さんのブログ

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4/17 一喜一憂

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【取引銘柄】
なし  
 
【ポートフォリオ】
・第一三共 200株 3,090→2,975円 -25,000円
・武田薬品工業 100株 5,250→5,180円 -8,000円
 
買い玉 114万円 余力 0万円
総資産 331,000円(含み益-33,000円)
 
今週は、GEの決算への失望で日経1万3000円割れ、その次の日に、インテルの好決算で1万3000円回復、JPモルガンの決算で続伸と、米国企業決算に一喜一憂させられていますね。
今夜、そして、明日にはいよいよ、サブプライムショックの震源地である、メリルリンチとシティの決算発表が控えています。
通常であれば、このようなリスクの高い状況では「静観する」というのが無難なのでしょうね。
私の方は、前回の決算発表時には、むしろ暴落は起きずに上昇したという記憶がありますので、資金の緊急回避は実行しないでいます。
今の所、それは完全に裏目に出てしまっていますね。
 
第一三共と武田薬品は、それぞれ、株価3,000円割れ、株価5,000円割れまで、暴落してしまっています。
余力さえあれば絶好の買い場だったのですが、残念ながら、買うのが2日ほど早過ぎましたね。
やはり、「全力買いをしてはならない」。
第一三共はプラスグレルの承認申請が無事に通りさえすれば問題なしと言えると思うのですが、武田薬品のミレニアムアムファーマの8,800億円での買収については、やはり厳しい見方も多いようですね。
買収資金を借り入れでまかなうエーザイに対して、武田薬品は潤沢な現預金と有価証券を使用するという話ですので、負債による財務への圧迫は限定的だと思うのですが、
それでもやはり、アステラスが300億円超で導入したフィブロジェン社の経口貧血治療薬「YM311」が、昨年5月に死亡事故の件で臨床試験が中断されてしまったように、それと同じ事になったりはしないか、というリスクは確実に存在します。もっとも、今回、武田薬品が導入したミレニアムファーマのベルケイドは、すでに欧米で800億円を売り上げていますので、臨床試験中の新薬候補よりはリスクは低いと言えると思いますが。
 
とりあえず、来月上旬に予定されている、武田薬品、アステラス、第一三共、エーザイの決算発表に要注目ですね。
オルメテックとプラスグレルの両輪による飛躍を描く第一三共はともかく、手元流動性の大半を使用した巨額買収に踏み切った武田薬品とエーザイ、アジェンシスの買収とYM311がようやく臨床試験再開に漕ぎ着けたアステラスらは、長期計画を根本から見直さないといけなくなっているように見えます。
まさか、長期目標値を下方修正するなどということはないと信じたいですが。
第一三共のプラスグレルの承認申請と、武田薬品のベルケイドの追加適応申請の結果がでる6月までは、サプライズに期待するのは期待薄なのかもしれませんね。
 
ちなみに、「IFIS株予報」というサイトで、決算発表について手軽に調べられます。
現在の進捗率も一目で分かるようになっていて、非常に便利ですね。
・IFIS株予報
http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php

 
◇今後のスケジュール
4月16日 JPモルガン、決算発表(済み)
  17日 メリルリンチ、ファイザー、決算発表
  18日 シティグループ、決算発表
  30日 テルモ、決算発表
4月 アステラス、主力の「プログラフ」が米国で特許切れ
 
5月9日 武田薬品、決算発表&買収に関するガイダンス
  13日 第一三共、アステラス、決算発表
  14日 エーザイ、決算発表
 
6月 第一三共、「プラスグレル」の優先審査結果
  武田薬品、「ベルケイド」の追加適応申請結果
 
7月7-9日 洞爺湖サミット
8月8-24日 北京オリンピック
11月4日 米国大統領選
 
08年中 テルモ、心筋再生事業を開始
未定 テルモ、人工赤血球(NRC)の臨床試験開始
 
「やっぱ業績が命だね~」




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