jojuさんのブログ
★やはりおかしい安倍政権の成長政策(成長政策のキモ)
安倍政権は、経済政策で日本復活させることに注力し、憲法やら慰安婦やら変なことに関わらないのがベターですね(改善すべきことだが、国民益に照らして優先順位は低い)。
だけど、経済政策の中心たる、肝心の成長戦略はやはりおかしい。
安倍政権の成長?政策のように、戦略名目で政府が経済の細部に口出しし、あれこれ仕向ける政策はうまくいかない。
政治家も役人も市場を知らないから。
市場の自由度を高めること、市場の公正を保つこと(以上、成長政策)、市場価格の過剰な変動を抑えること(金融政策)、、、、政府がやるべき経済政策の基本はこの3点。
それらを行えば、あとは、経済競争で自然と資金配分・人材配分の最適化が進む。 経済成長が加速する。
その反対に、(市場を知らない、市場で食ってない)政府、政治家、役人が市場の細部に口出しするほど、金出しするほど、最適配分から乖離し、経済成長は伸び悩む。
自由度、公正さに欠けるという点で、自民の経済政策も社会主義的である。 利権型社会主義。 非常に非効率、場合によっては逆効果な経済政策。
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利権型なのは、成長政策で農業、インフラ輸出を強調してる点から分かる。
どちらも自民の強固な支持母体であるが、経済成長への寄与は小さい業界であり、オールド産業である。
税金をそこに集中投下するのは違うだろう、と思う。
例えば、紐付きのインフラ輸出って、かつてのODAと二重写しになりますね。 デジャブ。
看板は付け替えてるが中身は変わらず、、、役所に政策丸投げすると大抵そうなります。
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日本の民間には資金は潤沢にある。
それが動かないのは規制緩和が進まず、商売を自由に出来る環境を潰しているから。
規制緩和をしっかり進めず、民間資金を増税で吸収して、政府経由で恣意的にばらまく、、、そういうエセ成長政策がうまくいくわけはない。
例えば、農業、、、参入規制を取り払えば成長機会は沢山ある。
政府経由で恣意的に金をばらまかずとも、民間資金が流れ込んで最適資金配分になり、高成長化するでしょう。
政府がやるべきは規制緩和と不正監視だけでよい。
監視すべきは、例えば農地のおかしな転用など、、、然るに、最近まで(今も?)兼業農家はこれをやり放題。 規制と不正放置をやってきたのが現在までの農業政策。
参入規制を敷いたまま、役人が書いたシナリオ通りに税金をぶち込む政策では大した成長は望めないでしょう。
成長しても、税金投入の上げ底を差し引くと、実質的な成長はあまりない、、、そういう状況になる可能性大。
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