木下 晃伸さんのブログ

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トヨタ営業益、2割減へ

●みなさま、いかがお過ごしでしょうか。


経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。



●さる3月29日(土)、東京九段下で、当社主催のセミナー「投資脳のつくり方~このタイミングで何を知り、何を考えなければならないのか~」を開催させていただきました。



同セミナーは、DVDに収録したものをご提供しております。できる限り多くの方にご覧いただければと考えおり、お求めいただくお値段を【2,100円(消費税、送料込み)】とさせていただきました。



お申し込みは以下になります。内容がナマ物であることから、販売は4月末までとさせていただいております。この機会にお申し込みいただければ幸いです。



【お申し込みはこちらから(販売を私が客員アナリストを務める株式会社フィスコに委託しています)】


>>http://fisco.jp/report/goods/ktoushinou.html 




●それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。


本日もよろしくお願い申し上げます。


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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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☆雑誌「マネージャパン」ホームページもぜひご覧ください!


>>http://www.sscom.co.jp/money/ 




2008年4月17日(木)本日お伝えする内容はこちら!


1.トヨタ営業益、2割減へ


2.独走インド、刷新のワケ


3.心理読み、変化に即応



>>http://www.terunobu-kinoshita.com/20080417-toushinou.pdf



無事、ベトナム・タイから戻ってきました!詳細は、現地写真と共に、アメーバオフィシャルブログ「テルノブログ」からどうぞ!


>>http://ameblo.jp/terunobu-kinoshita/ 


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■編集後記
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●焦燥感


運用業界に転職をし、右も左も分からない中で、とにかく取材をし
ていたことを思い出します。


途中、私のやり方にいちゃもんをつける上司に出会ったり、一方
で、私のスキルを伸ばしてくれる上司に出会ったり。いちゃもんを
つけてきた上司の言うことを聞いていたら今頃どうなっていたこと
か、、、


スキルを高める方法を知らないときは、焦燥感にかられるもんだ
な、ということを今になって振り返ると理解できますが、その時は
必死です。


いまは、焦燥感はありませんが、自分が持っている情報が陳腐化し
ていないか、分かったと思って油断していないか、古田氏がおっ
しゃるように情報の鮮度を高めることを考えています。取材という
地道な作業しか方法を知らないんですけど(笑)



ご意見・ご感想は【日記の感想欄】へお気軽にどうぞ


( 文責:木下 晃伸 きのした てるのぶ )

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■本文テキストはこちらから!
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1.トヨタ営業益、2割減へ


 ●トヨタ自動車は本業のもうけを示す営業利益が来期約2割減る公算

 ●急激な円高で輸出採算が悪化するため

 ●最大市場の米国での販売も振るわない


トヨタ自動車の2009年3月期は、本業のもうけを示す連結営業利益が1兆7,000億円ー1兆8,000億円程度にとどまり、前期推定(2兆3,000億円弱)から約2割減る公算が大きくなった。


今期の為替レートが1ドル=100円で推移した場合、前期より約14円の円高・ドル安となり、対ドルだけで5,000億円弱を超す減益要因となる。対ユーロの分などを合わせると6,000億ー7,000億円規模の利益が吹き飛ぶ計算になる。


また、運賃の高騰を追い風に軒並み最高益を更新してきた海運大手の収益も、連結経常増益幅が大幅に縮小する見通しだ。


日本経済新聞に見通しの明るくない業績観測記事が踊る一方で、インテルの決算が投資家が心配していたほどではなかったことを理由に大幅高した米国株を受け、本日の日本株はトヨタ自動車をはじめ、株価は好調な推移となっている。しかし、投資家の心理を表す騰落レシオは、2月に続き再び楽観姿勢を強めている。


業績が伸びないとき、株価はなかなか上がらない。観測記事と実際の数値が出た時のインパクトも違う。今まで以上に株価が反落する可能性を考え、慎重な姿勢が求められていると思う。



2.独走インド、刷新のワケ


 ●スズキが稼ぎ頭であるインドの子会社の経営刷新に乗り出した

 ●スズキ、シェア50%死守するために巨額投資へ 

 ●欧米勢や日本、争奪戦が激化


スズキが稼ぎ頭であるインド子会社の経営刷新に乗り出した。スズキはインドの乗用車市場でシェア5割を誇る同国最大手メーカー。年間販売台数はスズキの国内販売を上回り、連結営業利益の約3割を稼ぎだす。


82年にインド国営企業、マルチ・ウドヨグ社と合弁契約を結び、いち早くインドに進出。長年の蓄積が花開いている。2月にインドに訪問した際、同社CEOバルガバ氏とお会いし、スズキの将来像について話を伺った。


インドの乗用車市場は07年度に初めて150万台に達し、5年前の2倍に拡大した。現在は、スズキがシェア5割を握り、ヒュンダイ(韓国)、タタ(インド)が続く。しかし、これから様相が変わっていく可能性がある。


というのも、今までの戦いは「幼稚園児の戦い」という認識を持っていた方がいいから。トヨタやホンダ、ルノーやフォルクスワーゲンなどが今後こぞってインドに進出してくる時、果たしてスズキは現在の高いシェアを維持することができているだろうか。


スズキはインドにおける牙城を確かなものにするため、巨額の投資に踏み切った。短期的にコストアップとなるため、株式市場は株価下落という判断を行ったが、事業会社の経営判断として適切だと考えている。為替動向など、来期業績は同業他社と同様厳しい。しかし、浮上するとき同社は際立った業績推移となる可能性がある。



3.心理読み、変化に即応


 ●元ヤクルト兼任監督古田敦也氏の考え方に見る投資のヒント

 ●情報過信・同じ手は禁物

 ●自分の技能発揮の条件


4月15日(月)にも当メールマガジンでお伝えした、元ヤクルト兼任監督古田敦也氏の考え方を記した「古田流戦う指揮官」。本日の日経産業新聞に連載コラムが掲載された。成功したスポーツ選手の考え方や行動には、投資家やビジネスパーソンは大いに学ぶべきだと思う。


●経験や状況によって相手が変化してくることを常に想定する必要があります。キーワードは「心理」をどう読むか。(中略)古い情報は更新する作業を怠ると、通用しなくなります。「余分なことをきれいさっぱりと忘れる能力」も必要になってくるわけです。情報や印象に振り回されず、常に現状を把握して、味方に有利な流れをつくりだす。野球という競技は、心理戦の連続で成り立っているのです。


●私にとってプロに入って使ってもらえるかどうかは死活問題でもあったので、自分の置かれている状況に少なからず、焦燥感がありました。(中略)人から認められるには一にも二にも「技能」が必要であることは言うまでもありません。


株式投資を行う上で、またビジネスパーソンとして折衝をする上で、心理というキーワードを抜きに語ることはできない。また、私も焦燥感にかられ技能を高めなければと考えていた時期もあった。ただ古い情報に拘泥していると置いていかれる。常に新しい情報に触れるための仕組みを構築しておかなければならない。



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◇発行人/編集人  

木下晃伸(きのしたてるのぶ)  (社団法人)日本証券アナリスト協会検定会員

株式会社きのしたてるのぶ事務所    
     

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