【投資脳のつくり方】サムスン会長ら在宅起訴

木下 晃伸さん
木下 晃伸さん

●みなさま、いかがお過ごしでしょうか。


経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。



●さる3月29日(土)、東京九段下で、当社主催のセミナー「投資脳のつくり方~このタイミングで何を知り、何を考えなければならないのか~」を開催させていただきました。



同セミナーは、DVDに収録したものをご提供しております。できる限り多くの方にご覧いただければと考えおり、お求めいただくお値段を【2,100円(消費税、送料込み)】とさせていただきました。



お申し込みは以下になります。内容がナマ物であることから、販売は4月末までとさせていただいております。この機会にお申し込みいただければ幸いです。



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●それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。


本日もよろしくお願い申し上げます。


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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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☆雑誌「マネージャパン」ホームページもぜひご覧ください!


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2008年4月18日(金)本日お伝えする内容はこちら!


1.サムスン会長ら在宅起訴


2.日本、ドルベースなら2ケタ成長


3.就職活動を考える



>>http://www.terunobu-kinoshita.com/20080418-toushinou.pdf



無事、ベトナム・タイから戻ってきました!詳細は、現地写真と共に、アメーバオフィシャルブログ「テルノブログ」からどうぞ!


>>http://ameblo.jp/terunobu-kinoshita/ 


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■編集後記
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●就職活動


就職活動のときに考えていたことが、だいたい10年以内に実現してい
るように思います。

思えば、「ファンドマネジャーになりたい!」と思って就職活動を
していた時期から、はや10年も過ぎてしまったのか、と当社の学生を
見ていると感慨深いものがあります。

すべての就職活動生が悔いのない活動を行ってほしいな、と切に思
います。



ご意見・ご感想は【日記の感想欄】へお気軽にどうぞ


( 文責:木下 晃伸 きのした てるのぶ )

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■本文テキストはこちらから!
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1.サムスン会長ら在宅起訴


 ●韓国最大財閥サムスンの不正資金疑惑捜査が大詰め

 ●イ・ゴンヒ会長ら経営幹部10人を在宅起訴

 ●経営トップが刑事責任を問われる異常事態に


韓国最大財閥であるサムスングループが大揺れに揺れている。同グループの不正資金疑惑を捜査した特別検事チームは17日、イ・ゴンヒ会長ら経営幹部10人を背任や脱税などの罪で在宅起訴した。経営権世襲を巡り組織ぐるみの不正を認定したことになる。


サムスンは経営トップが刑事責任を問われる事態となり、経営に打撃を受けることは必至だ。サムスンは時価総額世界ベスト100に入る規模。韓国輸出全体の21.5%、売上高は韓国国内総生産(GDP)の18%を占める。


不正資金が本当であれば看過できることではないが、世界的な景気減速を受け、地元韓国では「捜査自体が韓国経済にマイナス」といった財界コメントや「サムスンは国富創出企業」と捜査の即刻中止を求める団体がいるなど、サムスンを擁護する姿勢も見られる。サムスンの影響力の大きさを物語る。


では、韓国への投資はどう考えればいいのだろうか。前大統領、ノ・ムヒョン氏は企業に批判的だったが、今回大統領に就任したイ・ミョンバク大統領は「ビジネスフレンドリー」を標榜する経営者出身。


サムスングループは世界中で活躍する電子産業を傘下に持つ。サムスンが膿を出し、さらに国が景気拡大に向けて邁進するタイミングが近くやってくる可能性はある。韓国株への投資を真剣に検討するタイミングが来た。



2.日本、ドルベースなら2ケタ成長


 ●08年にドルベースで名目GDPが2ケタ成長する見通しの国は多い

 ●ブラジル、ロシア、インド、中国が典型的 

 ●実は、日本も11%の成長となる


日本経済新聞編集委員、滝田洋一氏の切り口はいつも非常に面白い。今回は「日本、ドルベースなら2ケタ成長」と題し、世界経済が減速する中、日本の存在感が高まる可能性を指摘している。


国際通貨基金(IMF)の4月時点の予測によれば、08年の日本の名目GDPは4兆8,700億ドル。07年は4兆3,800億ドルだったから、11%の成長となる。最大の理由は円高・ドル安が進んだことだ。


滝田氏は、「円高は輸出採算を悪化させ経済を圧迫するといわれるが、日本企業はここ数年の円安でキャッシュ(手元現金)を蓄えている。企業が今回の円高を乗り切れれば相対的にみた日本経済の存在も浮揚する」と語る。


その通りだ。日本は決して投資対象として魅力がない国ではない。しかし、同様に二ケタ成長を果たす可能性がある国がブラジル、ロシア、インド、中国なども名を連ねるのだから、日本ならではの企業を探し出し、厳選して投資をしなければならないだろう。

4月末から5月にかけて、08年3月期決算企業が本格的に決算を発表し、次期の見通しを伝えてくれる。世界を俯瞰し、その中でも日本が魅力あると思える企業を探す絶好のタイミングだ。



3.就職活動を考える


 ●日本経済新聞コラム「春秋」より

 ●就職活動のあり方が変わりつつあるのか

 ●社会に出る最も重要な時期に企業として何を伝えられるか


現在、当社が準社員として採用している大学生2名が、就職活動に頑張っている。最近では、非常に早い段階で内々定が出るようであり、2名共に誰が聞いても知っているような企業に内々定が出ている。


「法則とは自分が発見したら役に立つが、人から教わるとあまり役に立たぬものだ」と日本経済新聞コラムに書かれた格言を見てなるほど、と思った。


就職活動は学生にとって初めて模試がない試験に臨むようなもの。いきなり社会に放り込まれるときには学生個々人の裸の力が試されているということなのかもしれない。自分なりに法則を見つけるしかない。


ただ、最近ちょっと気になることがある。それは、「テクニック」に走る学生が多いように思えるからだ。当社の準社員には、「どうして就職活動するのか?それは、大学4年生になるからだ」というところから社会に出ることを教えている。いきなりどこの企業で何をしたくて、そのための自分のスキルは何で、と考えだしても始まらない。単に4年生になったから就職活動をするという原点から、社会に出るということを考えなければならない。


社会に出たら自分と向き合うことが増える。就職活動で初めて自分と向き合うことを経験するということは、就職活動を通じて、社会に出ることを学ぶということ。就職に関わっている社会人はその点を忘れてはいけないだろう。



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