木下 晃伸さんのブログ

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【投資脳のつくり方】影潜める「借金消費」


●みなさま、いかがお過ごしでしょうか。


経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。



●それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。


本日もよろしくお願い申し上げます。


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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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☆雑誌「マネージャパン」ホームページもぜひご覧ください!


>>http://www.sscom.co.jp/money/ 



2008年4月11日(金)本日お伝えする内容はこちら!


1.影潜める「借金消費」


2.サブプライム関連損失、みずほFG5,600億円


3.サッカー人として/三浦知良



>>http://www.terunobu-kinoshita.com/20080411-toushinou.pdf



無事、ベトナム・タイから戻ってきました!詳細は、現地写真と共に、アメーバオフィシャルブログ「テルノブログ」からどうぞ!


>>http://ameblo.jp/terunobu-kinoshita/ 

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■編集後記
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●決算発表


決算発表シーズンが近づいてきました。


そして、決算を踏まえ、ストラテジーを考えていく必要があります。


大事な大事な4月と5月にどれだけ頭に汗をかくかが重要だと思います。



ご意見・ご感想は【日記の感想欄】へお気軽にどうぞ


( 文責:木下 晃伸 きのした てるのぶ )

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■本文テキストはこちらから!
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1.影潜める「借金消費」


 ●サブプライムローン問題が実体経済に及んできた

 ●約7年ぶりの後退期入りも現実味を帯びる

 ●安売りで家計防衛


サブプライムローン問題に端を発した米景気減速の影響が実体経済に及んできた。


国際ショッピングセンター協会によると、主要小売業の1月までの1年間の既存店売上高の前年比の伸びは2.1%。年末商戦が始まった12月以降は1%前後に減速、4月初めの直近週は0.3%どまりで、イラク戦争開戦後以来5年ぶりの低水準に低下した。


住宅ローン残高のGDPに占める比率は日本の4割に対し、米国は6割。もちろん、GDPの規模が米国は日本の2.5倍。さらに、住宅を担保に借り入れた資金を消費に回す行動が米国景気の拡大を支えてきた以上、当メールマガジンでも、常々サブプライムローン問題は、米国の消費を冷やし、景気を後退させると何度もお伝えしてきた。


ここで思い出したいのが日本が陥ったデフレ景気。米国はデフレ時代に突入するだろう。デフレ時代の初期は、安売り企業が強い。例えば、「エブリデー・ロー・プライス」を標榜する米ウォルマートの株価は堅調だ。             
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=WMT&t=1y
米国の状況は世界のこれからを悲観させるもの。ただ、懸念されていたことが現実のものになれば、悪材料が出尽くしたという見方もできる。秋風吹く頃、景色が変わる予兆もある。注意深く状況を見守っていきたい



2.サブプライム関連損失、みずほFG5,600億円


 ●みずほFGは前期最終利益を3,100億円に下方修正

 ●傘下のみずほ証券の連結業績は最終損益が4,200億円の赤字 

 ●従来予想の4,800億円を1,700億円下回る


みずほフィナンシャルグループは11日、2008年3月期の連結業績を下方修正すると正式発表した。


最終利益の予想は前期の半分にあたる3,100億円と従来予想の4,800億円を1,700億円下回る。サブプライム関連損失が5,650億円に膨らんだことが主因。


ただ、注意したいのは、欧米金融機関が巨額の損失を計上し、最終損益が赤字転落したことに比べれば、邦銀の収益は決して劣っていない。同社は異例の3度目の下方修正に踏み切り、損失を一掃することで、V字回復を狙っていると言える。


また、G7入りした日銀総裁の白川氏は、記者団に「日本の経験を元に国際金融市場の安定の議論に貢献したい」と語り、さらにFRBが打ち出している様々な手法に関しても、「すでに日銀はほとんどすべてやっている。1990年代後半以降の危機の中で革新的な方法をとってきた」と日本の金融が世界のリーダーシップを発揮すべく力強い言葉を発している。


危機が去ったとは言えない。しかし、夜明け前が一番暗いのも事実。みずほFGの状況から冷静に金融市場の動向を見つめていく必要があるだろう。場合によっては、いよいよ金融業態への投資に踏み切るチャンスかもしれない。



3.サッカー人として/三浦知良


 ●元日本代表、横浜FC三浦知良選手のコラム

 ●大切なのは負けないこと

 ●同じことをしても結果次第で評価もガラッと変わってしまう


私が楽しみにしているコラムの一つに、元日本代表、横浜FCの三浦知良選手のコラム「サッカー人として」がある。


カズ選手のコメントには、投資家として参考になる言葉がちりばめられている。


●順調に白星を重ねているチームがある一方で、なかなか結果を出せずにいるチームもある。つまずいた理由をいろいろと説明してみても、結局は結果論でしかないことが多い。


●特に開幕から数試合を踏ん張った後の4月に踏ん張れるかどうか。去年の横浜FCも3月に初勝利を挙げてから、4月に勝てなくて沈んでいった。


●とにかく大切なのは負けないこと、勝ち点1ずつでもいいから積み重ねていくこと。普段の生活でも貯金があるのと借金があるのとでは毎日の笑顔が違う。(中略)借金を返すのは貯金をつくる以上に難しいからね。


投資も同じ。一番大切なことは「負けないこと」。負けないためにポートフォリオを構築し、リスクコントロールを図っていく。そして、1つずつ勝ち点を積み重ねていくことが、最終的にはリターンが手元に残る。



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◇発行人/編集人  

木下晃伸(きのしたてるのぶ)  

(社団法人)日本証券アナリスト協会検定会員

株式会社きのしたてるのぶ事務所    
     

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