衣雲さんのブログ
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円安で日本の造船各社に引き合い活発化
日本海事新聞 2012年2月8日(金)
長く低迷が続いた新造船マーケットの潮目が変わりそうだ。為替の円安傾向により、日本の造船各社にとって新造船の受注環境が整ってきたのに加え、需要サイドの海運から引き合いが活発になってきたため。造船サイドは円安傾向の行方をにらみながら、引き続きステップ・バイ・ステップで新造船を受注していく構え。
日本の政権が交代した2012年12月前後から始まったドル高修正の前は、新造船価低迷以前に新造船の引き合いそのものが極めて限られていた。
潮目が変わってきたのは昨年末、外国為替市場で円安トレンドが定着してから。新造船を受注しやすい環境となってきたのに加え、日本の造船会社の船台が韓国・中国に比べ相対的に空いていたため、船価チェックを目的としたものを含め「引き合いは目に見えて増えている」(新造船営業関係者)。(以下略)
まだ新造船の発注は限定的ですが、海運各社の目は円安で着実に日本の造船業者に向き始めています。特に日本の船は中国や韓国に比べて燃費の面で競争力が高く、環境にも優しいため、「できれば日本の船で」と考えている海外船主は少なくありません。また、韓国が造船で日本を抜いたのが2000年前後ですが、その頃のばら積み船やコンテナ船が耐用年数を迎える時期にきており「次は日本の船で」という声は更に大きくなるでしょう。これまでは超円高でどうしても製造コストで勝る中国勢、韓国勢に押され気味でしたが、円安基調が定着すれば2014年は受注残ゼロどころか「日本造船業復活の年」になるかもしれません。
私の方は、名村は比較的安心して買うことができて、幸運にも短期で大きな含み益を得ることができました(≧∇≦)
でも、名村の主力は大型バルクキャリアで他は弱いから、このまま市況が戻らなければまた大きく崩れる可能性が高いです。
短期的には安心だった、でも中期的にはアブナくて攻めづらい銘柄だと思います。
(私の場合は、名村の収益力と造船に対する堅実さを見込んで、五年程度の長期を目処に買いましたが…)
実際、今現在、造船で好況なのは海洋プラント、LNG船、あとプロダクト/ケミカルタンカーくらいで、バルクとコンテナと大型オイルタンカーはかなり厳しいです。
海洋プラントなら三井海洋開発、LNG船なら川重と三菱重工とかですが、どこももう割高ですね〜(;^_^A
プロダクト/ケミカルタンカーなら新来島どっくとか北日本造船とか尾道造船とか?
いろんなとこでやってるけど、非上場ばかり…あ、佐世保重工もやってました。でも佐世保に限って儲けられない様な気がするので初めから選択肢にありません(笑)
衣雲さん、おはようございます。
昨年末、知り合いの方から、サノヤス・名村造船は
注意して見ときやって聞いてました。
買っておけば・・・・そんなもんですね
リーマン以降の円高は厳しかったですね〜。
でも考え様によっては、東日本大震災という巨大地震が起きた後は金融が機能不全に陥る可能性があったにもかかわらず、民主党は何もせず、アメリカと中国(と韓国)は近隣窮乏化政策をとってきたわけですから、日銀は絶妙なバランスで金融機能を維持しながら金融緩和をしてきたんじゃないかな?と個人的には思ってたり、思ってなかったり
ひとまず白川総裁は十分役割を果たして、ようやく新たな段階に入るのかな?
どっちにしても、世界最高の技術力を持つ国のモノを世界の人が使えずに、粗悪品が市場を席巻するというのは世界にとって不幸なことです。
だからガンバレ日本の造船業!ガンバレ日本のモノづくり!!と思うわけです
>撃退人さん
アフリカもなんですね!?びっくり
ギリシャの船主もできれば日本の船が欲しいって
・・・あと、中国とか韓国の船主も(笑)
そうですね、このまま円高ウォン安の解消が進めば
今流行りの海洋プラントもLNG船も韓国から受注横取りしてしまって
モノスゴイ勢いで文句言ってきそうですね
こんばんは、
戦艦大和の時代から日本の造船技術は世界最高レベルだったと思います。
ただここのところの政治の失策で円高を招いてしまい競争力失ってしまっていた
のでしょうけれど、ここのところの円安転換で、息吹き返しつつあるようですね。
もっと日本の造船業にも頑張って欲しいです。
こんばんは 衣雲さん
日本の造船だと 円安で買えるなら 外人は喜ぶみたい!!
アフリカの 小さな漁船でさえ 日本製が欲しいと
言っていたよ!!しかし 円高で高いから 買えないって!!
このまま 円安が続けば マクロまで 注文が入るのかも
円安効果は 絶大やね^^ このままウオン安も進んでほしいね。
久しぶりにとっても解りやすいレポート読ませてもらいました。
自動車、電気についで”造船ニッポン”円高で復活のシナリオですね。
今日はスキーから帰って衣雲さんの日記を見る前にとりあえず注文をいれましたが刺さりませんでした。来週またおっかけます。これはばたばたしないでじっくり半年てんこもりコースでしょうか?
なるほどねえ
気付きませんでした。^^;;;
円安で真っ先に思い描くのが、自動車、電気ですが、確かに造船もその範疇ですね。
記載されているように造船は可也昔に低価格競争で韓国、中国に日本は押しやられ、同じ土俵では価格で競争にならないので新造船へとシフトして生き残りを探しました。
ですから、今後も一般の低価格設計の船には戻らないんでしょうね。