DRAGON'さんのブログ
シェーファーの万年筆のインクカートリッジの入れ方。
まぁ正規ユーザーなら知っているんだろうけどね。これは個人的な覚書って事で。
まずシェーファーは確か他のメーカーのとは互換性が無かった筈だから純正のカートッリジ買って来てください。私は今回、普通の黒インク(商品名だとジェットブラック。何この中二病)の物を買って来ました。
ちなみに旧品の方はブリスターパックで5本入り。
現行品は一枚目(左)の写真のように紙製の箱で6本入り。
紙箱は写真のように左側が暗めのグリーンと言うか灰色の系統のパックと、それとは別に青色の配色のパックの二種類が有るんだけど、調べてみましたが良く分かりません。
カタログだと前者の写真なんですが…。
では実際にカートリッジを装填しましょう。
2枚目(中)と3枚目(右)の写真を見てください。
両方とも凹んでいてどっちが上下なのか知らないと分かり辛いですよね。
2枚目の凹みが少なく半透明の方が首軸側。3枚目の凹みが深く黒い硬質に見えるプラスチックで栓をされているよう見える側が方が胴軸の底へ…と言う風になっています。
メーカーに聞いた訳ではないんですが、多分、これ間違って差し込んだ際にインクを吸う部分を壊してしまわない為の措置なんだろうと思います。
それがかえって初心者が差し込むのがどちらの方向なのか迷う原因になっている訳ですが…。
で、この次も大切です。
普通、他のメーカーのカートリッジは、このまま万年筆(の首軸)に差し込みますがシェーファーのはそうしません。さっきの方向に気を付けて胴軸にカートリッジを入れて下さい。その後に首軸と胴軸をゆっくり回して締め切ります。変わっているでしょう?
これでカートリッジの装填が終了です。
自分の場合、殆ど手応えが無くて(回して閉める際、多少最後の方に回す力が極々僅かに余分にかかると言う形で抵抗が感じられます)拍子抜けでした。これは個体差なのか全部がそうなのかまでは経験不足で分かりませんが。
…変わっているっちゃラミーのサファリやアルスターも変わってますけどね。日本代理店の付けている正規の取説だと初期のサービスインク(カートリッジ)を使う際は厚紙のリングを外してからカートリッジを胴軸へ入れて首軸と胴軸をゆっくり回して締め切ります。
自分の持っているサファリの方は試した事が無いので何とも言えませんが、こちらは総じて軽い手応えが有るらしいですが…。
ちなみにインクがペン先(ニブ)に流れ込むのは少々時間がかかる筈です。
気長に待つか、さもなければ(やって良いのか分かりませんが)胴軸を、もう一度そっと開けて、他のメーカーの万年筆と同じようにカートリッジを両側から軽く押してあげればインクの流入が助けられて、その分、書けるのが早まる筈です。
その際、力を入れて何回も押したり離したりをすると、私の時みたいにカートリッジが割れる可能性が有りますので注意が必要です(苦笑)
まぁ覚書としては以上ですね。
で、ここからが自分にとって本題。
Triumph 506XGにカートリッジを込め前に言っていた追試開始です。
実際にこれをTriumph 506XGのF字に装填して使ってみた所、線の細さは国産Fよりは太くFMと(カスタム74の試筆用セットと比べて同じ位の太さと確認しているラミーのEFと)比べると同じか若干細い感じを受けますね。
やはり残念ながら自分の用途には若干合わない感じを受けました。
なお線をや文字を書いてみた結果、自分の使っているメモ用紙ではラミーのインクを使って多少滲む場合も有ったのが、同じメモ用紙を使っても滲みは無い感じです。
(まぁこれも紙質しだいで幾らでも変わるでしょうが)
ちなみにラミーで同じメモ用紙を書いても滲まないんですよね。
これ純粋に万年筆のインクフローにインクが合ってるかの問題でしょうかね。
さもなければクリーニングした際の水が良く抜いたつもりでも残っていたのか。
久しぶりにインクを入れたばかりなのでフローが安定してなかった可能性も残ってはいますし。
こうやって考えると万年筆はデリケートな道具ですね。
…まぁそこがかわいい部分でもあるんですがね。
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呑気呆亭さんへ
こんばんは。情報提供ありがとうございます。
なるほど。どうもメーカー毎に独自色が有るみたいですね。
やはりどんなもので取説を確認してからかかった方が良さそうですね。
物は使う以上、大事に使いたいですから。
では、失礼します。
呑気呆亭さんへ
こんにちは。コメントありがとうございます。
>>細字の方がインクの影響が出易いかもしれません。
…言われてみればそれも有るんですかねぇ…。
>>カートリッジの挿入方ですが、軸に入れてから回転させる方が、穏やかに・力のムラなく取り付くはずです。 メーカーの指示はこの方法の方が多いのでは?