DRAGON'さんのブログ
自民新総裁に安倍氏、決選投票で石破氏逆転:識者はこうみる
ロイターの記事です。投資は自己責任で。
”自民党は26日の総裁選挙で、安倍晋三元首相を新総裁に選出した。1回目の投票ではいずれの候補者も過半数に届かず、石破茂氏と安倍氏の決選投票で、安倍氏が108票を獲得、89票を得た石破氏に勝利した。
市場関係者のコメントは以下の通り。
●株式市場は歓迎、解散・総選挙が焦点に
<カブドットコム証券 投資情報局 マーケットアナリスト 山田勉氏>
債券市場は石破氏を推していたが、株式市場は脱デフレ路線の安倍氏を推していた。安倍氏が自民党の新総裁に選出されたことは、株式市場にとって歓迎できる。日銀法改正の可能性もあるのではないか。株価の反応は限られているが、これは解散・総選挙の時期がまだ見えないため。今後、安倍氏は民主党政権に対していち早く解散を迫っていくとみられ、総選挙となれば株価の上昇要因になるだろう。
●債券は反応薄、解散・総選挙後をにらむ
<BNPパリバ証券・債券調査部グローバルマーケットストラテジスト 藤木智久氏>
自民党総裁選で安倍晋三元首相が新総裁に選出された。決定直後の円債市場は先物を含めていったん売りが出た。2─3%の安定的なインフレ達成などの安倍氏が掲げた政策に反応したのかもしれない。ただ、売り一巡後は買い戻されて、選挙結果発表前の水準に戻している。直接的な影響はほとんどないだろう。
今後は、早ければ10月─11月とされる解散・総選挙に向けて、安倍氏が自分の政策を自民党の政権公約にどう反映させていくのか、マーケットは総選挙後の政権枠組みをにらみながら、その政策を織り込んでいくとみられる。2─3%のインフレ目標が確約されるのであれば、円債市場の売り材料になるのではないか。
●不安要因もあり現時点では中立
<SMBCフレンド証券投資情報部部長 中西文行氏>
デフレ脱却や景気回復を強調している点は評価できるが、決断力、体調面などについて不安も残る。現時点でマーケットには中立だろう。次期首相候補であることは確かであり、安倍氏であれば政治思想的に公明党などとも連立しやすい。自民党が第一党となれば衆参のねじれは解消する。政策実行力については内閣の布陣次第だろう。
●第三極との連携が意識されやすい
<SMBC日興証券 チーフ債券ストラテジスト 末澤豪謙氏>
自民党は26日の総裁選挙で、安倍晋三元首相を新総裁に選出した。安倍氏の場合、政策的には成長重視、リフレ路線である一方、消費増税には慎重だ。外交面はややタカ派的なところがある。
市場への影響は、名目成長率を上げることを掲げているため、長期的には株高、円債のイールドカーブのスティープ化に働きやすい。ただ、「近いうち解散」が決まった後に市場は反応すると思われるため、現時点でマーケットが強く意識することにはならないだろう。
衆議解散・総選挙になると、安倍氏の場合、第三極との連携が意識されやすい。政界再編に至るような枠組みの変化が生じることも想定される。”
まぁ投資は自己責任で。
基本アナリストの方は株高って認識ですかねぇ。他にデフレ脱却。
ただまぁ安倍晋三さんの今後の道は、あらゆる意味で平坦じゃないでしょうが…ね。
保守の棟梁となった以上、頑張っては欲しいのですがね。
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マーリンエンジンさんへ
こんにちは。コメントありがとうございます。
自分も安倍さんを期待しています。
何と言っても久しぶりの保守ですからね。
いい加減、民主党の様な中韓べったりの似非リベラルから逃げられるチャンスだと思いますし…。
では、失礼します。
大変でしょうね~。
前回は閣僚の不祥事も連発しましたしね。
「お腹壊して逃げた元総理」なんてイメージもついて回りますし、朝日は必死に引きずり下ろそうとするでしょうし(笑)
ま、お手並み拝見ですね。僕は一応期待はしてます☆