トヨタが定年後の再雇用「ハーフタイム」を来春試行へ

[TAROSSAさん]

トヨタ自動車は、60歳の定年後の再雇用制度として、工場の生産部門で労働時間を半分に短縮する「ハーフタイム勤務」の活用を検討しているそうです。

来年４月から試行する方針で、高年齢者が働きやすい環境を整え、雇用を維持するようです。

円高など収益状況は厳しく、給与水準引き下げに伴う人件費の削減も念頭にあるようです。

 

希望者全員の65歳までの雇用確保を企業に義務付ける改正高年齢者雇用安定法が成立し、産業界では高年齢者の雇用増加に向けた体制整備が急務となっているようです。

製造業最大手のトヨタが高年齢者の労働時間短縮に乗り出せば、他の企業にも広がりそうな一方で、若者の雇用拡大を妨げるとの見方もあるようです。

ハーフタイム勤務の制度は現在もあるそうですが、設計など間接部門にいるごく少数の社員が利用するだけだったそうです。

 

65歳までの雇用確保といっても、おそらく企業の総人件費は増やさないでしょうから、どこかにしわ寄せがくるんでしょうね。

 

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