この前、興味深い記事があったのでピックアップ。
ちなみに、興味深いのは記事の内容ではなく各社の視点の方ですけれど。
・朝日新聞
2012年7月25日
http://www.asahi.com/business/update/0725/OSK201207250086.html
⇒ ニンテンドー3DSは逆ざや状態が続いていると記載。
・ITmedia
2012年7月25日
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1207/25/news097.html
⇒ ニンテンドー3DSの収益性は改善しているものの、逆ざや状態は解消できていないとのこと。
・ロイター
2012年7月25日
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE86O04U20120725
⇒ 2012年4~6月期連結業績では逆ざや状態が続いているが、
任天堂によると現時点で製造している分においては、完全に解消したとのこと。
同じ話題でさらに同じ日付の記事なのですが、
ニンテンドー3DSの稼ぎについてこうも違う。
共通しているのは、4~6月期までは逆ザヤだったという点。
それ以降については、
・逆ざやが続いている。
・続いているが改善している
・いや、現時点では解消した。
などと意見が分かれている。
私たちは出所が不明な情報については疑いの目を向けるけれど、
テレビや新聞などの主要メディアについては比較的素直に聞く傾向にある。
しかし主要メディアについても、ある程度距離をおいて眺めた方が良さそうである。
単一の事象で、しかも当事者から聞けば(ウソを吹き込まれなければ)わかるはずの情報ですら、
この様に違いがでるのだから。