黒。それはシックな色、品のある色。
物静かな装いに欠かせない色、漆黒
そして、悪を連想させる色でもある。
ダースベイダーの服も黒だし、ドロンジョ様の衣装も黒。
××忍者隊ガッチャマンのカッツェさんのマントも黒。
メン・イン・ブラックのスーツはもちろん黒がベース…おっと彼らは悪役じゃないか
さて、ブラックは邪悪な色、
だからブラック企業は邪悪な企業である。
そんな2012年のブラック企業の大賞が決められたそうだ。
結果は大賞に東京電力、
一般投票による市民賞ではワタミに決定とのこと。
(PCサイト)ガジェット通信より
http://getnews.jp/archives/237165
ちなみに、世界でも環境破壊を行った企業として
「ブラックプラネット賞」を東京電力に贈っている。
(PCサイト)ベスト アンド ワースト より
http://www.best-worst.net/news_79vdsKiQ2.html
いやはや、東電はブラック2冠達成してしまったのである
さて今回は、上記の東電とワタミ、そしてノミネートされた
すき家(ゼンショー)とウェザーニューズの株価推移を比較してみました
参考値として、TOPIXも追加。
結果は、上のチャートの通り。
東電以外では1ヵ月間でも1年間でも、TOPIXを上回る成果でした。
(もちろん業種によって株価や業績に差があるので参考値程度に)
なお今回のコラムは、上記の企業を槍玉に挙げる事が目的ではない。
単に今、そして今後はどんな足跡を残すのかが興味があるだけで。
むしろ上記の企業は問題が表沙汰になったことで、
今後は改善に向けた前進を期待したい。
どんな会社にせよ、多かれ少なかれブラックな側面はあるのだから。
こんな事を書くと、
『じゃあ、表沙汰にならなければブラックのままで良いのか?』
という意見もでるだろう。
なのでここで、本にあったこの話を紹介したい。
企業再建を多く手がけた弁護士によると、
再建時には復活できるか否か、伸るか反るかの局面が必ず訪れるそうだ。
そんな時にダメになる企業と、ピンチを乗り切って復活する企業がある。
これは企業が過去に良い行いをしてきたか否かの差が結果を分ける、とのこと。
勝手な推測だけれど、社員や関係者が
「この会社の為だ、いっちょやってやろうぜ!」と団結するか
「こんな会社、どうなっても良いだろ」とそっぽを向くかの差が明暗を分けるのかもしれない。
良い企業のほうが土壇場で力を発揮する
若干青臭いけれど、そっちの方が良いじゃないか。