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2008.03.11 松下さんの労使交渉

『仕事と家庭の両立、松下が賃上げ原資で支援金・月額1000円』(11付日経夕刊)

松下電器産業は11日、今春の労使交渉で回答する見通しとなった月額1000円の賃上げの全額を、仕事と家庭の両立を目指す従業員への支援金として配分する方針を決めた。旅行など家族とのだんらんや資格取得などの自己啓発、健康増進への取り組みなど多様化する従業員のニーズに対応する。ワークライフバランス(仕事と生活の調和)推進が従業員の意欲を引き出し企業の競争力強化につながると判断、賃金制度に組み込む。
 約5万人の全組合員を対象にした「ワークライフバランス推進の支援金」を新設し、1人当たり年間1万2000円を上限に、従業員の様々な取り組みを支援する。
具体的には①育児・介護サービスの利用など仕事と家庭の両立②旅行や結婚記念日など家族とのだんらん③人間ドックなど健康維持・増進④語学講座の受講などスキル向上――への出費を従業員が申請すると、会社が支援金を支給する。
 ワークライフバランスにつながる介護・育児支援などを「カフェテリアプラン」(選択型福利厚生制度)として用意している企業は多い。松下は一連の支援策を賃金制度に組み込むことで従業員の仕事と家庭の両立に会社として戦略的に取り組む姿勢を打ち出す。
 今春の交渉で電機連合が目標とした月例賃金は31万円(30歳技術職)だが、松下は32万9千円3百円とすでに同水準を上回っている。さらに賃金体系の維持による定期昇給が1万2千5百円(同)に上る見通し。賃上げを基準内賃金ではなく、支援金の形で配分することに組合員の納得が得られると判断している。

※労使交渉の姿カタチもかなり変わってまいりました。これで、従業員のモチベーションが向上して、より大きな成果が得られれば安い出費?でしょうかね。

関係ないですが、同日、新聞紙面に、オバマ氏への応援で盛り上がる福井県小浜市に対抗して、秋田県横手市の旅館「平利」が「平利栗(ひらり)きんとん」を作ったとありました。商魂たくましいですね。でも、少々、やりすぎでは?とも思いました。
4件のコメントがあります
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    ミストルテインさん
    2008/3/12 01:35
    このところいろいろなものが値上がってますからね。
    1000円じゃ足りないですよね。
    日本を代表する会社なので、
    もっと上げて他の会社の目標になってほしいですね。
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    ぎっしーさん
    2008/3/12 23:50
    こんばんは!ミストルテインさん!

    そーですね。賃上げ分は食料品の値上げで完全に相殺されてしまいますね。天下の松下だけに電機業界を引っ張る模範になってほしいものですね。
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    みやまな鉄砲長さん
    2008/3/13 13:51
    こんにちはーぎっしーさん

    >※労使交渉の姿カタチもかなり変わってまいりました。これで、従業員のモチベーションが向上して、より大きな成果が得られれば安い出費?でしょうかね。

    いいなぁーうちの会社こういうのないし個別ですよ(笑)

    >商魂たくましいですね。でも、少々、やりすぎでは?とも思いました。

    やりすぎるぐらいがまたいいのかも(^^ゞ
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    ぎっしーさん
    2008/3/13 23:40
    みやまなさん!こんばんは!

    >いいなぁーうちの会社こういうのないし個別ですよ(笑)
    金額よりもこういう姿勢がうれしいですね。

    >やりすぎるぐらいがまたいいのかも(^^ゞ
    そうかぁ~、確かに、やりすぎて目立っとけということですね。
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