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本日の日中立会見通し


11日のNY金相場は、2営業日続伸。中心限月の8月限は5.40ドル高の1,596.80ドルと小幅続伸となった。取引序盤は、欧州連合(EU)ユーロ圏諸国が9日にスペインの銀行向けの資本増強に尽力する事で合意し、スペイン政府も支援要請の叩き台となる必要額の算定に入った。これを受けて、欧州の債務危機連鎖に歯止めが掛かるとの見方が優勢となり、取引序盤は株式や原油などリスク資産を物色する動きが先行した。しかしその後は、楽観ムードは次第に後退。スペインの10年物国債利回りが引き続き6%を超えて高止まりした他、17日のギリシャ再選挙を前に同国のユーロ圏離脱への警戒感から、積極的なリスク投資は手控えられた。こうした中で、金は安全資産として、引けにかけて底堅く推移した。スペイン銀行救済の承認は、早くて21日との見通し、縺れれば月末となる。スペイン救済が承認される前に、ギリシャの再選挙で結果が出ている。ユーロ圏離脱となれば、大混乱が生じる事となる。市場は次のターゲットを模索し始めている様だ。

日中取引レンジ   4,035円~4,097円  


大豆
11日のシカゴ大豆相場は、他商品の原油相場や株式市場の下落に押されて、小幅続落。中心限月の7月限は1.50セント安の1,424.75セントで取引を終えた。本日発表される6月の米農務省需給報告で、2011~2012年の米国産大豆の期末在庫見通しが前月報告の2億1,000万ブッシェルに下方修正され、2012~2013年度の同期末在庫見通しは前月とほぼ同水準になるとの事から、様子見姿勢が台頭した。この日に米農務省が発表した週間輸出検証高によると、米大豆輸出高は1,421万5,000ブッシェルで、市場予想の1,300万~1,600万ブッシェルのレンジ内だった。この中には716万8,000ブッシェルの中国向けが含まれている。また、同省発表のクロップ・プログレスによると、大豆の作付け進捗率は前週比3ポイント上昇の97%となり、過去5年平均の85%を上回った。発芽率は前週比11ポイント上昇の90%で、過去5年平均の67%を大きく上回った。本日は今晩の需給報告を前にポジション調整の動きが強い一日か?

日中取引レンジ   44,800円~45,500円

池末
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