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Irwindale Speedway
そこは、私の住んでいたIndioというもうほとんどメキシコのような町から、車で約2時間くらいのところにありました。
日本を発つ前にその名前だけは知っていたし、叔母の家からそう遠くないことは知っていました。と言っても、日本で言うと京都から名古屋くらいの距離はあるのですが。
初めての遠出で、しかも初めてのアメリカのフリーウェイでの車の運転だったので緊張しまくりましたが、無事に到着することができました。一応、カルフォルニアにも電車はありますが、日本でいうところの過疎の町にある単線の路線みたい
いな感じで、皆ほとんど利用しません。
とにかく土地が広いので、車がないと確実に餓死してしまいそうな感じです。日本みたいにちょっと自転車で買い物なんていう感じでは到底ありません。とにかく、そういうわけで車の量は非常に多く、排気ガスが問題になるのも当然という感じでした。
Irwindale Speedwayは、LAから車で30分という絶好のロケーションにあり、ローカルレースにも関わらず、毎週末3000人から5000人もの観客が訪れます。日本ではまず考えられない状況です。私が日本でFJ16000に乗っていた頃、鈴鹿サーキットでレースがあっても、観客らしい観客は皆無に等しかったものです、ローカルレースは遊園地に来ている人達はただで見れたにも関わらずです、お金を払う必要がないのに見に来る人がいないのです、ちょっと熱くなってしまいましたが、とにかく日本でのモータースポーツの人気は、ゲートボールより低いかもしれません。興味のある方は、一度、国内最高峰のレースフォーミュラーニッポンを見に行ってみて下さい、その観客の少なさに驚くことでしょう、開催されているのが不思議なくらいです、大変悲しいことですが。
しかし、そのIrwindaleSpeedwayでは、毎週末土曜日の夜にレースが行われ、とにかくいつも盛り上がっています。子供からお爺さん、お婆さんまで客層も広く、皆ひいきのドライバーがいたりするのです。勇気を出して知らない人に声をかけて色々とレースのことを聞いたりしましたが、みな本当に
このレース場とレースを愛している感じでした。
コース一周が約800mしかなく、陸上の競技場のような佇まいで、初めて見たときは、こんな狭いところでレースをするのか?と度肝を抜かれました。ランオフエリアなど無く、周りが完全に分厚いコンクリートの壁に囲まれていて、さながらローマの闘技場のような感じでした。そこを、大体時速150kmくらいで走るのです。最初は皆ちょっと頭のネジが外れているのではないかと思いました。
そして、そこで初めてNASCARというものを目の当たりしました。競輪のようにサークルトラックをぐるぐる回るだけのレースが面白いのだろうかとその時は思っていましたが、観客席からサーキットを一望できる上に、毎コーナー毎コーナーで繰り広げられる激しいバトル、それも、他のレースでは考えられないような接近戦で、しょっちゅう接触しながらレースを展開するのです。もちろん、クラッシュも多く、というよりクラッシュしないことがなく、本当に激しい戦いでした。見ているうちに段々引き込まれて行き、終わった頃にはすっかりファンになっていました。同時に、絶対に自分もここでヤツら戦ってやるんだと決意を新たにしてもいました。
レースが全て終了したあとには、ピットを一般の人に開放してくれるので、観客が一斉にピットに出かけて各々目当てのレーサーのところに行き、サインをねだったり、クラッシュした車のパーツをもらいに行ったりしていました。
私も一通り見てSpeedwayを後にしました。
帰途、車の中で、自分が選んだ新しい挑戦への興奮と、未だ先の見えぬチーム探しへの不安とで一杯になっていました。
仮にそこでのシートを見つけたとしても、最終目的である最高峰のNASCAR NEXTEL CUPまでの道のりは、遥か遠く険しいものであり、さらにそれを異国の地で達成しようというのだから、その難しさは半端ではありません、今にしても思えば、よく独りでやっていたものだなと思います。
家に戻ってから、早速例の若者Bobbyにメールをして初めて
見たNascarとSpeedwayの感想を伝えました。
そうすると、彼から来た返事に、ある情報が書かれていました。車のメンテナンスとレースのサポートをしてれるチームの情報だったのです。
次回に続く
彼は本当に凄い男ですよ、
実は1998年とかに鈴鹿でも茂木でもNASCARを開催していたのです、人気がなかったので続かなかったみたいですね、
やはり日本人ドライバーがいないと厳しいでしょうね。
その時も、中谷明彦さんや土屋圭一さん、福山英朗さんとか
出ていましたが、スポットでしたから。
日本でもせっかくもてぎのオーバルがあるのに、なぜもっとあそこで大きなレースがないのが非常に不満です。いきなりネクステルカップほどのレースは無理としても、もう少ししたのクラスでのレースはやって欲しいと思っています。
関係ない話ですが、私が一番大好きなドライバーであるカール・エドワースがこの前のレースで1年数ヶ月ぶりで優勝してくれました。めちゃくちゃうれしかったです。気分はチームクルーの一員でした。久しぶりのバックフリップも見れましたし最高でした。
これは私が乗っていたローカルディビジョンの車の話で
(約400馬力)
上のクラスNASCAR WEST SERIESになると、なんと
このトラックを180Km以上で走るのです!!
車は600馬力以上あります!!
本当にオカシイでしょう?
レースされていたのですか?もしかしてMINEとかでFJとか
乗っておられたとか?
デイズオブサンダーは良く見ました、あのDVDで英語の勉強をしたんですよ。
頑張って続編を書きますのでまた来てください。
ナスカーは凄いですよね。 あれってレコードラインを
まともに走れない所が凄いですよね
かなり前、トム・クルーズが「ディズ・オブ・サンダー」って
映画に出てたけど、あれにも少し影響されましたね。
次回の日記 期待してます。