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米マイクロンが有力に エルピーダ支援で2次入札



 会社更生手続き中の半導体大手エルピーダメモリの支援企業を選ぶ第2次入札が4日に締め切られ、米半導体大手マイクロン・テクノロジー、米国と中国の投資ファンド連合の外資2陣営が応札した。このうち、国内工場を当面維持する方針を示しているマイクロンが支援企業の最有力になったとみられる。

 エルピーダは5月中にも支援企業候補を決める見通し。第1次入札で残っていた韓国半導体大手SKハイニックスは土壇場で応札を見送った。SKグループの首脳はソウルで「今は有利ではないと判断した」と語った。

 支援企業の選定では金額だけでなく、生産拠点の取り扱いや雇用維持も焦点となる。マイクロンは、エルピーダの主力生産拠点の広島工場(東広島市)と半導体組立子会社の秋田エルピーダメモリ(秋田市)を当面維持する方針などが好感されている。米中連合に関しては、中国への技術流出につながるという懸念が出ている。

 マイクロンは、エルピーダのスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット型多機能端末向けのDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の技術獲得を目指しており、同社の経営破綻前にも資本・業務提携交渉を進めていた。

 国内勢では東芝が第1次入札に臨んだものの提示金額が低かったことなどから落選した。東芝はエルピーダの支援企業が決定した後に、その企業と連携することを目指している。


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1件のコメントがあります
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    arama-さん
    2012/5/5 11:46

    現在でも「エルピーダ」の株は「ホフリ」が管理をしています。

    名簿管理も同じ信託銀行が行っています。

     

    もし、支援企業が決まった時、株主に何らかのプラス要因が出るのでしょうか?