日本銀行が金融政策決定会合を開きました。前原経済財政担当大臣が出席したことで注目されましたが、追加の金融緩和は見送り、事実上のゼロ金利政策の維持を全会一致で決定しました。　　　４日から開いていた金融政策決定会合では、ヨーロッパの信用不安や日中関係の悪化が日本経済に与える影響などを話し合いました。その結果、日銀では、海外の経済については「減速した状態がやや強まっている」とした一方、国内経済については「横ばい圏内... ...続きを読む

　日銀は１２日から１３日まで開く金融政策決定会合で、おととし６月に導入した成長分野への低金利融資制度を延長する方向で検討します。　　　日銀はおととし６月から環境や医療など成長分野に投融資する金融機関に対して年０．１％という超低金利で資金を貸し出す制度を続けてきました。この制度は今月末で終了期限を迎えますが、日銀はデフレ脱却のためには引き続き成長分野への支援が欠かせないとして、１２日から１３日まで開く金融政策決定... ...続きを読む

　日銀は１４日までの２日間、金融政策決定会合を開き、国債など資産の買入れ基金を１０兆円増額するという追加の金融緩和策を全会一致で決めました。　　　「我が国経済のデフレ脱却と物価安定のもとでの持続的な成長実現に向けて、日銀の政策姿勢をより明確化にするとともに金融緩和を一段と強化することを決定しました」（日銀・白川方明総裁）　　　日銀の金融政策決定会合では、ヨーロッパの債務問題や円高の影響などで去年１０月から１２月... ...続きを読む