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国有形文化財へ

 

【写真説明】岩国練武場

 

 

 

【写真説明】春風楼

 

 岩国市岩国の岩国練武場、防府市浜方の三田尻塩田旧越中屋釜屋煙突、同市松崎町の春風楼が国登録有形文化財(建造物)に指定される見通しになった。正式登録は6月ごろ。山口県内の同文化財(同)は70件となる。

 岩国練武場は木造平屋325平方メートルの剣道場。旧陸軍の元帥長谷川好道の生家跡を当時の岩国町(現岩国市)が譲り受け、1927年に地元が寄付を募って建てた。正面玄関の屋根は弓状の唐破風(からはふ)。室内には観覧席や支度室がある。

 三田尻塩田旧越中屋釜屋煙突は、50年代まで防府市で盛んだった製塩業の歴史を物語る。濃い塩水を釜で炊き上げて塩を製造するため、大正前期に建てられた。現在の三田尻塩田記念産業公園内に残り、高さ13メートル、下部の直径2・4メートルの石造り。釜の材料に使った花こう岩を再利用した。

 春風楼は長州藩が1873年、防府天満宮の境内に建てた。木造2階建て入り母屋造りで、奥行きと幅がいずれも約15メートル、高さは約20メートル。着工当時は五重塔を建てる予定だったが、費用が工面できず変更になった。神事の際、参拝客がこもっていた。

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