小督さんのブログ
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卯杖(うづえ)
平安時代、正月最初の卯の日に宮中に献上され、
貴族間でも作ったり送られたりしたとのことですが、
もとは中国の故事にある呪術的な風習がわが国に伝わり、
それが卯杖となったそうです。
邪気を払う、と言われており、当時は御帳の四隅に立てられていたようですが、
現在では柱に掛けて用いられたり、床の落としかけにかけます。
私は毎年華道で卯杖を作っており、以前先生と私の日程があわず、
やむをえず上賀茂神社で卯杖を買い求めたこともあるのですが、
どうも、私はこの卯杖を自分で作らないことには、年が明けた気がしないのです。
キットも売っているのですが、ありがたいことに私の先生は経済的な負担を考えてくれて、
先生自身がお値打ちのものを求めて、あちこちに足を運んで材料を調達してくれます。
桃の樹を削っていると、華道を言うより工作に近い感じでなかなか面白い。
今までは、日陰かずら、金柑、稲穂などをまとまるのは麻紐のようなもので縛っていたのですが、
今年は本格的に木綿(ゆう)を使いました。
「だから、今年も頑張ってよ。」と先生に言われてしまいましたが…
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タグ:
(華道で卯杖を作っており)
初めて見ました。
お正月の松かざりと違っていることぐらいしか。
桃の木を使うのですね
写真ではどこにあるのかわかりませんが(汗)
kattanさん
桃の木を軸として日陰かずらと金柑、稲穂を巻きつけているので、
隠れてしまっています。
覗き込むと見えると思います
にゃはっ
はにゃ~ん??? 見えにゃい。目薬さそうーっと。
ほえ? 覗きはいくらなんでもいけません。
軽犯罪法に触れます。
本当です。
小督さんの画像からは小督さんが透けて見えますが……(笑)
kattanさん
>小督さんの画像からは小督さんが透けて見えますが……(笑)
楚々とした女神様のお姿が目に映ったようなら、大丈夫です。(笑)
おはようございます。
卯杖どこかで見たような、ご自分で作られるとはすごいですね。
上賀茂神社などしょっちゅう行っていますが、気が付きませんでした。
今度みてきます。
yoc1234さん
こんばんは
生徒さんの中でも卯杖を作る人は少数ですし、
作ったことのない年配の先生も結構いらっしゃるようです。
材料を揃えるのが大変そうですが、作るのに少し時間がかかるくらいで、
手先の器用な人なら簡単にできると思います。
上賀茂神社に卯杖を飾っていましたが、2月以降はどうでしょう、
もしかしたら期間限定かもしれません。
販売されていたものはブーケくらいの大きさで、
私は日陰かづらが目の高さから床に垂れるくらいの長さを好んで作っています