Micky G. Albertさんのブログ

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乱高下EUR/USD!こういう中で勝つために!

 ここのところ乱高下を繰り返すEUR/USD、いわゆる「ヘッドライン相場」になってはいるが長期的にはファンダメンタル通りになると私は思っています。しかしながらかなり大き動く故、損された方も多いのではないでしょうか?私はありがたいことに、騰がりも下がりもほとんど美味しくいただけたのですが、その手法を少し書いていこうと思います。

■ ポジションを取る理由と反対の理由を持つ!
 まず、今起きている「本来ならずっと下がってよさそうなのに騰がるのはなぜ?」「出てくる材料も良い材料ではなく、悪いことが一服する程度なのになぜこんなに上がるの?」ということです。この騰げ幅が大きいことで、ロングで入って損する場面も多いのではないかと思います。
 相場というのは、誰かが損することで得する人が出てきます。なので、圧倒的大多数の人が片側にポジションをもった場合、これを損切りさせる事が効率の良い儲けにつながります。先週の木曜日、金曜日の騰げなどはまさにそこらへんにあると思います。騰がる時も下がる時も、この騰げが本騰げなのか、それともなんだかわからない半分しかけてきな物なのか?を意識することでなんか乗ってしまうというトレードが減ると思います。
 私はスプレッド3つ分負けたらロスカットを約定と同時に設定する様にしているのですが、それでも損切りはぶっちゃけ腹が立ちます。打診の1枚で3pips負けても表情に露骨に出ます。大抵の人はもっとロスカットラインは大きいと思うので、腹の立ち方はより大きいと思います。精神修養の類でこれを抑えることは出来るかもしれませんが、できれば腹が立たない状態になるのが一番良いと思うのです。

 そこで!!!!!

 常にポジションを持つ時にその理由と反対になってしまう理由の2つを用意するようにしましょう。ポジションを持つ理由がないというのは論外ですが、その反対の理由を持つことで素早いドテンが出来、小さいロスカットに腹が立たなくなるので次のトレードに活かされます。


■ 自分の思惑を正当化する理由にテクニカルを使わない!
 この本ではないのですが、日本人は相場に大して勤勉なのに勝ってる人が少ない…。日本人といわず大勝ちする人は得てしてシンプルです。理由なんてどうでも良いんです。
 私にFXを勧めてくれた人は斎藤勝久という麻雀のトッププロ( http://www.sega-mj.com/mj4/pro_s_saito.html )なのですが、この人はファンダメンタルもテクニカルも全然できないのですが、ドバイショックの後、1万円から400万円にまで増やしました。彼はなんとなくチャートを見て「騰がるんじゃん」「下がるんじゃん」でポジションを決めてロスカットラインだけ浅めにしてトレード、さらにすごいのは体調がわるかったり対局の結果が思わしくないときには自分の思った反対のポジションを取るという普通ならできない手を活用して勝ってしまい私に言った言葉が「FXなんて丁半博打みたいなもんで簡単じゃん(彼はリアルに丁半博打の世界にもいたことがあります、私はこの類の世界は麻雀だけです)」というのです、彼は自分の思惑を正当化する理由を探さない…。これが彼が決定的に勝ち込める理由の1つだと私は思っているのですが、自分の思惑を正当化すべくテクニカルを使っている人は勝てないと思っています。
 そもそも、テクニカルというのはチャートをもとに機械的にはじき出している故に感情論が入らないというメリットがもっとも大きいので自分の思惑を正当化する時に使ってしまうなどというのは問題外だということです。


■ 騰がっている時にはどこで下げに転ずるのか?下がっている時にはどこで上昇に転ずるのかを意識する。

 騰がり続ける通貨ペアもなければ、下がり続ける通貨ペアもありません。
 FXの場合、海外業者だと1000倍というレバレッジの業者もあり、勝つ時には非常に高揚感があります、それ故にこのことを忘れがちで自分に酔ってしまいやすいのですが、常にこれを意識することで大幅に勝ち幅も増えれば負け率も下がると思います。
 また、これを意識することで今はファンダメンタルのとおりの相場なのか、テクニカルが有効な相場(さらにどのテクニカルが有効かもわかると良いですね!)なのか、ヘッドライン相場なのかも見えやすくなると思います。




 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負け無し!

 相場の世界は常に負ける材料ばかりです、この日記を読むことで少しでも勝率が上昇する殊に貢献できれば私は幸いです。


 
6件のコメントがあります
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    kattanさん
    2011/11/15 16:59

    ポジションを取る理由と反対の理由を持つ!

     

    うん。株でも同じく大事なことですね。

     テクニカルで振り回されること多いから

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    let's smile!さん
    2011/11/15 19:51

    こんばんは。今日もお疲れさまです。

     

    難しいですね

    日中の動きの理由を考える場合材料でなくテクニカルしかないと思うのですが

    思惑の正当化にテクニカルは使うな、とは!???

     

    反対の理由も持つ。

    これも多くの局面ではテクニカルでの理由になると思うのですが

     

    博打に理由があるのかないのか私には分からないので~~

     

    なんだか禅問答のようです。。。

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    Micky G. Albertさん
    2011/11/16 13:13
    kattanさん>
     こんにちは、コメントありがとうございます。
     おお!株式でも同じ理由でしたか!私は元は株式だったのですが、FXがどうも水が合うみたいで去年の秋ぐらいから完全にFxな人になっていたのですが、これは自信につながります。ありがとうございます。
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    Micky G. Albertさん
    2011/11/16 13:19
    chocominさん>
     こんにちは!コメントありがとうございます!
     東京時間の日中は難しいですねぇ。私の過去を日記を読んでいただけるとわかると思うのですが、私は豪州指標以外はロンドン時間からの参戦ばかりだったりします。
     テクニカル、これは基本の1つとしてもちろん重要だと思っています。ただ、テクニカルといってもいろいろあり、あるテクニカルでは上、あるテクニカルを見ると下という事ってあると思うのですが、こうなってくると人は自身が最初に思った方のみを採用してしまい、結局はポジショントークの材料の様にしてしまうということが問題なのです。

     反対の理由を持つ、これは損切りする時に精神的に腹を建てない為というのが大きいです。逆にいうなれば損切りしても全く腹が立たない人は反対の理由はいらないかもしれません。FXを行うときに金額が大きくなってくると相当なストレスになってくると思うのですが、純粋なFXの損益から自身の時給、インフラ代、ストレスを差し引いてプラスでやっと利益と私は考えているので、損切りの時になるべく腹が立たない準備をしているという感じです。
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    美奈子2さん
    2011/11/16 14:14

    Mickyさん、こんにちは。

     

    あげたときに、本上げなのかダマシなのかの判断は難しいです。いまだ私にはよくわかりません(>_<)。

     

    せっかくテクニカル分析を使っているのだったら、自分の思惑の正当化はしたくないですね。テクニカルでサインが出たら、自分の思惑とは関係なく、そのサインに従った売買を迷い無く出来るようになれたら、かっこいいなぁ~。と思います。

     

    あまりに色々なテクニカルチャートを見すぎるのも、迷いの元なのかもしれませんね。私は以前は色々見てましたが、今は移動平均線と一目均衡表(あ、もちろんロウソク足もです。)しか見なくなりました。

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    Micky G. Albertさん
    2011/11/18 08:02
    花咲さん>
     おはようございます!コメントありがとうございます!!

     本騰げか否か、商品相場、株式指数との連動性、その時の値動きの激しさを見ることで私は判断しています。騰がる時よりもどういうわけか下がる時の値動きに殺気の有るような下げ、身長2m位ある外人が床に札束を叩きつけるようなイメージの時(抽象的すぎてごめんなさい)は大抵本下げみたいです。

     見るテクニカルを絞る、これは良いことだと思います。
     とくに身を捧げるように働いている専業トレーダーでないかぎり絞った方が良いと私も思います。理由は以下の通り

    ・トレードにかんする時間が限られているので1種類当たりに割く時間が減ることを防げる
    ・相当に勝ち込むトレーダーも戦術はシンプル。基本的にごてごてした人で大勝する人はいないのですが、少数に絞ることでこの大勝する人の近似を行なっていることになる。

     というところです。海外の専業トレーダーでろうそく足すら見ない人でチョイチョイっと線引いて平均線だけで大勝という人も居たりするんですよぉ〜。




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