セブン-イレブン・ジャパンは、食事宅配サービス「セブンミール」の取扱価格を総額1000円から500円に引き下げ、1回200円だった配送料を無料にするそうです。
高齢者や買い物弱者に向けたサービスを拡充する狙いで、加工食品の取り扱いも増やすそうです。
10月31日から東京都世田谷区、杉並区で試験的に始め、来春めどに全国展開する予定だそうです。
セブンミールは2000年9月から、健常な高齢者向けの弁当を中心とした宅配事業を始め、現在は全国展開しているそうです。
利用者は50代以上が全体の7割を占めており、8月末の登録会員は25万人、2010年度の売上高は100億円とのことです。
主軸の弁当の価格帯が500円前後であることから、配送可能な最低額を引き下げ、主婦など幅広い顧客層の開拓を目指すようです。
さらに企業の社員食堂などの法人利用や、学校給食での活用も期待しており、2013年度の売上高は2010年度の3倍に当たる300億円、会員数も同じく3倍の75万人を目指すそうです。
配送はこれまでの宅配業者による対応から、各店ごとの対応となるため、人件費の増加分はセブン-イレブン本部が奨励金などの形で一部、支援するようです。
このサービスは、お年寄りや赤ちゃんがいてなかなか外出できない人にも利用されそうですね。
成果が上がってくれば、他のコンビニも追随するかもしれませんね。