坂本彰さんのブログ

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J-REIT投資のメリット、デメリット

続いては、J-REIT投資のメリットとデメリットを
説明します。


まずメリットですが、


・100億円以上の物件でも、小口(数十万円単位)で購入可能

・利益のほぼすべてを分配金として配当されるため、高利回り

・不動産のプロが運用している

・分散投資が可能

・上場しているので、4営業日目には換金できる


などがあり、高い配当利回りには魅力です。


年2回分配金がでますが、金額の目安は、ほとんどの銘柄で
2~3万円前後になります。


株式では配当利回りのいい企業でも3%程度ですが、
J-REITは全銘柄の平均利回りが5%以上、利回りの
高いものならそれ以上の銘柄もあります。


このように、高い利回りを実現している背景としては、
J-REITは利益の90%以上を投資家に配分すれば
法人税はかからないという決まりがあるからです。


つまり、J-REITは会社の儲けのほぼすべてを投資家に
配分しているため、このような高利回りを実現することが
できるのです。


株の場合なら、1株の儲けが100円だとしても、そのうちの
40%、つまり40円が法人税としてとられてしまいます。


さらに残った儲けも、内部留保や来年以降の業務拡大、
あるいは株主優待等に使うため、配当金に回るのは、儲けの
一部でしかありません。


配当性向20%だとしたら、 60円×0.2 で1株12円
となります。


しかしJ-REITでは、利益がそのまま個人投資家に
分配金として支払われます。


もちろん不動産を売却したときの売却益も投資家に分配され
ますので、決算期によっては賃料プラス売却益が加わり、
さらに分配金が高くなります。


続いては、J-REIT投資のデメリットです。


まず一つ目に言われているのが金利上昇のリスクです。


借入金利が高くなればなるほど、また借入金が大きく、
返済期間が長くなるほど利息の金額が大きくなっていきます。


これは利益の圧迫要因となりますので、投資家には不利な
条件です。


そして、もう一つが株価下落のリスク


J-REITも上場しているため、株式と同じように
需給が悪くなったり、マイナス材料が出ると株価は下落
していきます。

 

http://saig.livedoor.biz/archives/2223480.html

 

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