SPE(エスピーイー)さんのブログ

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円高は最終局面に近いのでは?

中国での輸入実績の落ち込み ⇒ 米国、欧州での景気の足踏みや二番底懸念 ⇒ 株式市場の下落と金利低下(国債利率も低下)という状況ですが、日本は政策対応が何もできていないので、円安への転換は容易ではなさそうですね。ただ、そんなに悲観一色になる必要は無いと思っています。

日本よりも早く下降トレンドに入っている中国株(上海総合)の動きを見ていると、下落トレンドのフェアバリューと考えられるところで、一旦は跳ね返されたものの、フェアとオーバーバリュー間で踏ん張る気配が感じられます。中国は、貿易収支の黒字国で共産党の一党独裁体制のため、まだまだ政策で投資資金や景気対策をコントロールできると期待されているのか、あるいは既に経済が底打ちしつつあるのか、等を推測させる動きと見ています。つまり、中国株は当面の底を打ちつつあると見て取れます。
中国株が、フェアバリューゾーンよりさらに下落すると、二番底を覚悟しておく必要が出てくるので、ドル/円の為替相場と合わせて留意しておきたいところです。

先々週末の時点では、ドル/円は85-104円のボックス圏、ユーロ/円は一旦108-113円のボックス圏、日経平均は8800-9750のボックス圏での動きと見ていましたが、政府の無策もあり、ドル/円が85円を上回円高となってきたことから、日経平均も8800-9450へのボックス圏へ移行したと修正せざるを得ないです。ドル/円は、米国の景気指標次第では、トレンド面では1ドル82円台にまで円高になる可能性を想定しておく必要はありますが、その場合でも短期間で一度は85円台に反転すると見ています。

8月下旬には、突っ込み安の場面で買い場が来ると前回日記で記載していましたが、今日から来週辺りで、先ずは全体資金の20-30%程度での株式購入を指値で予定しています。
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2件のコメントがあります
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    コメント有難うございます。

    最近は帰宅が遅いので、タイムリーに返信でき無いので、ご容赦ください。
    私自身は、「もう一段の下げを見てから買いたい」というのが本音なのですが、『まだはもうなり、もうはまだなり』ということで、今回は買えないリスクを考慮しての、買い出動です。
    ですから、「買えなくても仕方が無い」と思えるような、少し低い指値で指定しています。このような相場ですので、1日の内に一度はこれくらい突っ込むことがあるだろう、という程度で指値しています。

    昨日は日本電産(6594)の寄り付きは7570円でしたが、7450円で指値しておいたら買えてしまいました。本当は、昨日は7500-7700円でうろうろしてて、本日、突っ込み安があると想定しての指値だったのですけれど。

    まだまだ、安心できる相場にはなりませんが、どんな時でもチャンスはあります。相場や個別銘柄の行きたいという方向に逆らわずに、確実に財産を増やして行きたいですね。

    私のPickは、数日の短期売買については(混乱の元となるため)載せていないので、留意ください。
    (SPE)
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    kfjさん
    2010/8/26 10:45
    はじめまして。

    > 今日から来週辺りで、先ずは全体資金の20-30%程度での株式購入を指値で予定

    さすがですね。私が理想とする投資行動を取られるとは。

    当方,まだまだ新参者で,こうした局面でガンガン買っていけるほど
    キャッシュの準備ができていない。今回噛んだほぞを数年後の次回,
    噛まずに済むよう,キャッシュ比率を考えながら売買していこうと
    思います。

    またご教示ください。(^_^)/