東京228堂さんのブログ
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11月27日 奔流・政府系ファンド
TOPIX 1,478.78 +11.75
日経平均株価 15,222.85 +87.64
昨日のアメリカ市場は
NYダウ 12,743.44 -237.44
NASDAQ 2,540.99 -55.61
大幅反落。住宅ローンの債務不履行増加、クレジット市場の損失が
経済に及ぼす影響が懸念されたようです。
日本市場の日経平均も大きく下落してスタート。14800円をつける場面
もありましたが、後場に入り急反発。シティグループがアブダビ投資庁の
出資を受け入れるというニュースが背景にあるようです。
政府系ファンド出てきましたねぇ。
結局日経平均は87円の3日続伸。
新興市場はジャスダックだけ小幅な続落。REITもマイナスでした。
為替は対ドル108円中盤、対ユーロ161円前半と、
一時107円をつけるなど急速な円高が進みました。
中国市場は
香港 ハンセン指数 27,210.21 -416.41 -1.51%
中国 上海総合指数 4,861.11 -97.74 -1.97%
インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 19,127.73 -119.81 -0.62%
インド NIFTY指数 5,698.15 -33.55 -0.59%
ベトナム市場は
ベトナム VN指数 988.08 -3.30 -0.33%
今日のアジア市場はアメリカ市場の影響で下落した市場が多かったです。
ドバイ市場は
DFM Index 5,243.17 -123.04 -2.29%
11月20日~22日の日経新聞に「奔流・政府系ファンド」という特集が
組まれておりました。
「運用資産は2兆5000億~3兆ドル。世界で30以上が活躍する。
政府系ファンドは原油相場に左右される収入の安定のため、
サウジアラビアやクウェートが1950年代に作ったのが先駆け。
2003年以降の原油高と、グローバル化に伴う経済成長によって
新興国が持つおカネが増え、公的資金を自主的に高い利回りで運用する
につれてその存在が大きく変わってきた。
新興国はこうしたファンドを通じて先進技術を持つ米欧企業を買収自国
産業の高度化にも役立てようとしている。
政府系ファンドの投資行動の変化の背景には、米国債の利回り低下で
各ファンドが投資収益を上げる必要に迫られている。
新興国が政府系ファンドを通じて買収するだけにとどまらず、
政治・外交手段に使うことへの不安もある。
国家の投資戦略を映す政府系ファンドはの奔流は、中ロや中東の
新興国が資本市場という自由な舞台を使いながら、自国企業と
一体となって経済と外交を動かす『国家資本主義』の台頭を連想させる。
それは米国を軸としたグローバル資本主義の手ごわいライバルに
なりかねない。膨らむ政府系ファンドとどう向き合うか、
各国で模索が始まっている」
今の信用収縮懸念時には頼もしいですが、大規模なマネーの動き、
国家的意志が働くということで怖さも感じられます。
「国家資本主義」新しい概念だなぁ。
それでは今日はこれで失礼します。
NGTNさん
とりあえずノルウェーのような情報開示が
必要でしょうが、中国・ロシアが言うことを
聞くような気がまったくしませんねぇ。
まさに国家マネー戦争か?!
みなまな鉄砲長さん
昨日か今日のテレ東の番組でカブドットコムの
山田さんが「どんどん日本株を買ってほしい」
みたいなことを言っていた気がします。
確かに今みたいな不安定な相場では
ウェルカムですねぇ。
そのうち「政府系ファンド銘柄」みたいな
ことも言われそうです。
毎日「日本株買います」っていっててほしいなぁー
逆のこと言い出したらまた怖いですけど(-_-;)
この辺に投資されているみたいですし、
やっぱり詳しそうですね!
今までの世界経済の中心であった欧米とは異なるイデオロギーを持つ国が大きな力を持つようになってきているので、その辺でも摩擦がありそうです。
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/investment/depths/in05_report_depths_20071015.html