投資歴20年のmasaさんのブログ
日経平均はブラックマンデー翌日以来36年10カ月ぶりの下落幅
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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8月2日 金曜日
日本株について
本日の日経平均は、2216円安(5.8%安)の35909円になりました。
欧米株大幅安と急激な円高による警戒感で売りが膨らみ、過去2番目の下げ幅になりました。最も下落したのはブラックマンデー翌日の1987年10月20日につけた3836円安。それから36年10カ月です。
ブラックマンデーとは
1987年10月19日に起こった米国株の暴落です。
ダウ平均は508ドル(22.6%)の下落。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は6兆6429億円、出来高は29億7030万株。
値上がり銘柄数は14、値下がり銘柄数は1626、変わらずは5銘柄でした。
98%が値下がりしています。
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は6、値下がり銘柄数は219でした。
上昇率の高い順
日本ハム 7.0%高
コナミG 2.8%高
アステラス製薬 1.8%高
日本製鉄 0.3%高
ZOZO 0.3%高
下落率の高い順
大和証券G本社 18.9%安
SCREENホールディングス 13.5%安
ソシオネクスト 12.8%安
SUMCO 12.3%安
三菱UFJフィナンシャルG 12.1%安
〇米国株による影響
(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)
ダウ平均 1.21%安
ナスダック 2.30%安
S&P500指数 1.37%安
3指数揃って大幅安のため、日本株に大きなマイナス材料。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 1.01%安
ドイツ(DAX) 2.30%安
フランス(CAC) 2.14%安
3市場揃って大幅安なので、こちらも日本株に大きなマイナス材料。
〇欧米株大幅安と急激な円高による警戒感
朝の株日記で書いていた内容です
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前回高値で利益確定売り
前日は取引時間中の高値で前回高値付近まで上昇した後、引けにかけて売られました。終値で99ドル高とプラスを維持しましたが、その流れが本日も続いて右肩下がり。
前回高値で利益確定売りはとてもよくあるパターンで、いわゆるダブルトップ。経験則では弱含み。
ISM製造業景気指数が低下、新規失業保険申請件数の増加。
共に悪化を示す数値なので株式相場にはマイナスですが、これだけで景気減速懸念が高まり株が売られたと考えるのは時期尚早。とくに、週間ベースの雇用指標による影響はとても小さいので、上記しました前回高値で利益確定売りが主因だと考えています。
----- ここまで -----
米国株と欧州株の大幅安、そして急激な円高による警戒感。
この3つが大きな売り材料になったと考えています。
投資家の見切り売りと失望売り、AI(プログラム売買など)によるロスカットが連発して下げ幅を拡大させたと考えています。また、実際に暴落したことで買い意欲も萎えてしまい、前場は少し戻すも往って来い。後場は安値圏から下げ幅拡大。
37000円は大きな節目で200日移動平均線が通っているため、強い下値抵抗になると考えていましたが、売り先行で一気に下抜けました。それだけ、上記した売り圧力の強さがありました。
〇36000円が下値抵抗
36000円も大きな節目で強い下値抵抗になります。
下げ幅が2000円近くになったことで、36200円付近を下値としながら推移していましたが、最後の1時間で右肩下がりになって終値35909円。
100円ほどの下抜けなので、本日は36000円が下値抵抗になりました。
〇先読みするのが難しい
これだけ暴落すると、投資家、AIの判断も大きく乱れます。
2営業日で3200円も下げていますから、いつ反転してもおかしくありませんが、欧米株が大きく下げ続けるようだと負のサイクルも続きそうです。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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X @mm333m
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