投資歴20年のmasaさんのブログ
日本株は連日で過去最高値更新、踏み上げ相場
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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7月11日 木曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、392円高の42224円で取引終了。
前場は買い先行から上げ幅縮小。後場はジリ高から引けにかけて上げ幅縮小。それでも1%近く上昇して、連日で過去最高値を更新しました。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は4兆7090億円、出来高は18億716万株。
値上がり銘柄数は1251、値下がり銘柄数は356、変わらずは37銘柄でした。
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は180、値下がり銘柄数は44、変わらずは1銘柄でした。
上昇率の高い順
SUMCO 5.9%高
ソシオネクスト 5.6%高
エーザイ 4.4%高
NTN 4.4%高
トレンドマイクロ 4.1%高
下落率の高い順
メルカリ 3.0%安
フジクラ 3.0%安
サッポロほHD 2.3%安
三菱重工業 2.2%安
富士フイルムHD 1.8%安
〇米国株による影響
(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)
ダウ平均 1.09%高
ナスダック 1.18%高
S&P500指数 1.02%高
3市場の大幅高、ダウ平均は40000ドルが視野に入り、過去最高値も目前。ナスダックは大幅高、半導体指数は過去最高値。
CPIとPPIへの警戒はありますが、本日は良いところを好感する大きな買いが入ると考えていました。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.66%高
ドイツ(DAX) 0.94%高
フランス(CAC) 0.86%高
前日のイギリスとフランスは、6月から続く下値抵抗まで下げており正念場でした。本日は上昇していたことで、日本株にも買い安心感が広がると考えていました。
〇続伸
短期暴騰しているため反落してもおかしくありませんが、本日は外部環境がとても良いので外需関連株を中心に幅広く買われると考えていました。
プライム市場の76%が上昇。
29業種が上昇、4業種が下落。
鉄鋼、パルプ・紙、金属、医薬品が2%の上昇、他に9業種が1%を超える上昇となっています。
一方、保険が1%を超える下落、他に証券・商品先物、海運、銀行が下落しました。
〇踏み上げ相場
上昇要因はいろいろありますが、空売り勢の買い戻しもあると考えています。
上昇前の外部環境は、米国株がレンジ相場、欧州株への先行き警戒感、直近はETF分配金による売りなど、下落を予想する投資家が増えてもおかしくありません。
空売りの増加は押し下げ要因ですが、それを上回る買いが入って上昇し続けると逆に損失拡大。一定の損は耐えられても、それを超えると損切り(買い戻し)が増えて株価の押し上げ要因になります(踏み上げ相場)。株価の下落は限られますが、上昇は限りないため損失と恐怖の度合いが大きく違います。通常の買いに加えて、この踏み上げを狙った仕掛け的な買いもあったのではないかと。恐怖を狙うのは仕掛ける筋の常套手段で、株価が暴落している時でもよくあるパターンです。
本日は外部環境がとても良かったので、買いと損失覚悟の買い戻しで上昇に弾みがついたのではないかと。
〇いつ反落してもおかしくありません
これだけ短期暴騰してくれば、いつ反落してもおかしくありません。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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