投資歴20年のmasaさんのブログ

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日経平均は底固い、売り先行から戻す

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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5月2日 木曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、37円安の38236円で取引終了。

前場は売り先行から右肩上がりで、前日値を回復。後場は全く動かないまま小幅に続落。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は4兆2061億円、出来高は14億9274万株。

値上がり銘柄数は645、値下がり銘柄数は936、変わらずは70銘柄でした。


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は100、値下がり銘柄数は123、変わらずは2銘柄でした。

上昇率の高い順

関西電力 5.0%高

住友商事 4.4%高

J.フロント リテイリング 3.7%高

第一三共 3.1%高

オリンパス 3.0%高


下落率の高い順

住友ファーマ 6.8%安

サイバーエージェント 4.1%安

マツダ 3.2%安

TDK 3.0%安

住友化学 2.8%安


〇米国株による影響

(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)

ダウ平均 0.23%高

ナスダック 0.33%安

S&P500指数 0.34%安


FOMC後に大きく買われた後、元値まで戻ってくる「往って来い」は失望感あり。前回安値の水準であることから正念場。

先行き警戒感から、日本株にマイナス材料。


〇欧州株による影響

欧州は祝日でドイツとフランスは休場。

イギリス(FTSE) 0.28%安

閑散相場で動意薄ですが、米国株の先行きを警戒した欧州投資家が日本株を売ってくる可能性がありました。


〇為替相場による影響

早朝に為替介入があり、157円半ばから153円まで4円50銭ほど急落するところがありました。その後は2円ほど戻す大荒れの展開。午前中は155円から円安が進み156円を超えますが、午後は155円前半まで戻ってくる「往って来い」。


30日に書いていました通り、急激な円安を是正する動きは良いのですが、大荒れ状態なので株式相場も警戒感が強くなりそう(一旦手仕舞い、手控え)。


〇これだけ戻せば上出来

米国株の先行き警戒感と大荒れのドル円相場、そして明日から4連休になりますので、連休中のリスクを避ける手仕舞い売りが優勢になると考えていました。


見切り売りと失望売りが下げに拍車をかければ大幅安

前日は75日移動平均線を回復(但し、2銘柄の影響を除けば下回っていますが)、75日線回復という部分だけを見て安心する個人投資家は少なくありません。本日は早々に下回ると予想されたうえ、大きな節目で強い抵抗になる38000円まであと274円なので、これも下回ると見切り売りと失望売りが下げに拍車をかける可能性があると思っていました。


結果は、嬉しい誤算

9時10分に、316円安の37958円で底打ちすると右肩上がりになって前日値を回復。後場は全く動かず小幅安となりましたが、上記しています「買われにくい、売られやすい、手控えあり」の株価材料にありながら、これだけ戻せば上出来で嬉しい誤算になりました。


プライム市場の39%が上昇、56%が下落しています。

業種別では14業種が上昇、19業種が下落。

電気・ガス、不動産、保険、卸売、他に医薬品、水産・農林、建設、食料品などが上昇しており、ディフェンシブ性の強い内需関連が相場を下支えしました。


19業種下落していますが、1%を超える下落はありません。

海運、空運、倉庫・運輸、化学、銀行などが下落しています。


チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。

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