堅実さんのブログ

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蛍の光(6.3.19)9時40分

卒業式で歌われる「蛍の光」は、軍歌だった。学校の卒業式では、1番、2番しか歌われなかった。3番、4番は、おそらく、進駐軍(アメリカ運)の意向により、歌われなくなったと考える。

 

3番は筑紫(九州地方)、陸奥(東北地方)をさし、ここを守るために尽くせとある。

そして4番は、千島列島、沖縄県である。ここを、守るために、外国からの攻撃があれば、勇ましく守るのだとある。3番、4番と地域が広がっている。

 

こんなことから、戦争に負けた日本では、歌われなくなった。

 

  知らなかったからそうなのだが、杉のとは、過ぎしの日のことだと思っていた。しかし、学業を卒業したなら、埴生の粗末な家の「杉の板戸」を開け、軍隊に入隊し、国家の守りのために尽くせよとある。明らかに軍歌である。

 

混声合唱「蛍の光」(戦前、1938)〜4番までのフルバージョン〜 

https://www.youtube.com/watch?v=C8deSyHr-9A  

 

蛍の光 窓の雪

書よむ月日 重ねつつ

いつしか年も 杉の戸を

明けてぞ けさは
別れゆく


とまるも行くも 限りとて

かたみに思う ちよろずの

心のはしを 一言に

幸くとばかり (うた)うなり

筑紫のきわみ 陸奥(みち)のおく

海山とおく へだつとも

その真心は へだてなく

ひとつに尽くせ 国のため

千島のおくも 沖縄も

八洲のうちの 守りなり

至らんくにに いさおしく

務めよわがせ つつがなく

 

2件のコメントがあります
  • イメージ
    風車の弥吉さん
    2024/3/19 11:21
    こんにちは。

    この歌は、北欧のどこかの民謡だそうですね。

    戦後は、仰げば尊しになったような。

    日の丸国旗も戦後は掲げるのも自由とか。

    先生の意思次第といえそう、いかにも新参の自由国家ですね。
  • イメージ
    堅実さん
    2024/3/19 12:37
    風車の弥吉  さんへ

    「この歌は、北欧のどこかの民謡だそうですね。
    戦後は、仰げば尊しになったような。」

    そうですか。ありがとう、ございます。

    「日の丸国旗も戦後は掲げるのも自由とか。
    先生の意思次第といえそう、いかにも新参の自由国家ですね。」

    その日の丸で、思い出したのですが、女房の親父が消防で勲章をもらった時です。
    右翼団体から、電話が連日きて、国旗を買え、天皇皇后の写真を買え、その他、どうでもいいものを買えといった内容で、ほとほと、困ったということです。

    勲章の授与式には、その他、大勢で広間に集まりましたが、廊下にいたら、向こうから、見た顔がにこにこした顔で、くる。ああ、昭和天皇だとわかったと、言ってました。


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