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又八と武蔵 5年9月12日(火)9時15分
今まで、修行とか悟りとか思いつくままに。ブログを書きましたが、ここでは、吉川英治の原作「宮本武蔵」で、武蔵と又八について、言及します。
武蔵は、剣の道に生きた。そして、武蔵とは全く逆の「ダメ男」として、又八を登場させている。
武蔵の生き方は、他のことは捨ててしまって、ただ、剣をとうして、自らを高めることにあった。又八は、普通の男として、明美との間に、子供をもうけ、平凡な人生を歩んだ。
さあ、ここで考えるは、何方が、生き方として、よいのかである。
ここで言えるのは、武蔵は孤独で、剣の試合をとうして、おのれとの対話を続けた。友人もいない。いるのは、そこにいる自分のみである。ここには、無限の孤独が、ある。
又八は、ダメ男ではあるが、普通の人の幸せを手にいれた。
若い頃は、又八はなんてだめな男かと、思ってみたが、今になると、又八の方が、幸せでは、なかったかと思うようになる。
武蔵の生き方は、なかなか出来ないが、果たして、これで、よかったのかと思う、この頃である。人の生き方とは、何かと、思うこの頃である。
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2件のコメントがあります
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堅実さん2023/9/13 21:48kouboudaisi さんへ「私などは又八のような幸福すら得られない天邪鬼です。」ちわーす。今までの、ブログで、分かりますが、強情で、考え方(投資方法)を、変えないのが、利益がでない根源です。
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kouboudaisiさん2023/9/13 18:58いつもお世話になっております。>若い頃は、又八はなんてだめな男かと、思ってみたが、今になると、又八の方が、幸せでは、なかったかと思うようになる。吉川英治は武蔵と比較するために、架空の人物を描いたのでしょう。司馬遼太郎の項羽と劉邦もそうですが、対比する人物がいると話を進めやすいです。宮本武蔵や項羽に大体の人が好感を持つのは、殆どの人がそうではないからでしょう。私などは又八のような幸福すら得られない天邪鬼です。