優利加さんのブログ

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一旦下げ止まって自律反発するか?

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +36.31 @29,239.19, NASDAQ -115.91 @10,426.19, S&P500 -23.55 @3,588.84)。ドル円為替レートは146円台に突入した。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証プライムでは、上昇銘柄数が775に対して、下落銘柄数は981となった。騰落レシオは89.36%。東証プライムの売買代金は2兆8020億円。

TOPIX -2 @1,869
日経平均 -4円 @26,397円

米長期金利が先週末の3.88%台から3.94%台へ上昇し、一時は4%になる場面もあった。今週発表される9月の米消費者物価指数(CPI)などの経済指標次第では米長期金利のさらなる上振れも警戒される。長期金利の上昇を嫌気してハイテク株を中心に売りが優勢となった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.5%安となった。この流れを受けて、本日の東京市場でも東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連銘柄を中心に売りが優勢となり、この2銘柄だけで日経平均を69円押し下げた。ただ、日経平均は前日までの2営業日で900円超下げていたことと、東京市場の立ち合い時間中に米株価指数先物が堅調に推移したことで、自律反発狙いの買いが急増したため、寄り付いた後はほとんど下げなかった。また、政府の観光促進策である「全国旅行支援」の開始や、新型コロナウィルス感染に対する水際対策が緩和されることが相場の追い風となり、空運や鉄道が買われた。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日のギャプダウン後の長大陰線の翌日である本日、反発を試みたものの短陽線で「当て首線」で終った。「当て首線」なのでそれ自体では反発力は弱いが自律反発狙いの買いが増えそうなタイミングである。これに加えて、米国株が反発すれば少なくともある程度の反発は期待できる。株価は日々、新しく出てくる材料に神経質に反応するのでほぼ日替わりで上下動を繰り返すが、それが相場である。しかし、日々の細かい上下動は横に置いておくと、半年から1年先くらいまで見渡した場合、株価のベクトルの方向は業績見通しの変化が指し示す通りとなる。相場の背景事情の変化がその銘柄の業績見通しにどのような影響をどの程度強く与えるかを想像しながら、心の中で目には見えない株価チャートのトレンドを思い浮かべ、ポジションを取る。許容範囲以上に反対方向に動くときは建玉操作で逆風の嵐から身を守るか、その逆風を逆手にとって乗る。これができることが「生涯現役の株式トレード技術」である。

デモ銘柄のK株は、本日、売り玉をすべて利食い手仕舞い、1枚買い乗せした結果、「0-5」のポジションとなりました。

33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、電気・ガス(1位)、鉱業(2位)、パルプ・紙(3位)、非鉄金属(4位)、ガラス・土石(5位)となった。

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