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しまむらの決算は3期連続減収減益から一転最終益倍増
衣料品販売大手しまむらが5日発表した2021年2月期連結決算は、売上高が前期比4.0%増の5426億円、最終(当期)利益が前期比約2倍の261億円で増収増益となったそうです。
2020年2月期まで3期連続で減収減益でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による「巣ごもり需要」に対応して部屋着などの品ぞろえを拡充し、テレビ広告などに代えてネット交流サービス(SNS)を通じたチラシや動画の配信を増やし、広告宣伝費を抑えたそうです。
緊急事態宣言下の外出自粛が響き、主力のしまむらブランド商品の購入客数は年間で前期比1.6%減少しましたが、コロナ禍で需要が高まった部屋着やスポーツウエア、衛生雑貨などを拡充したことや、2020年10月に開設したオンラインストアなどが好調で、顧客1人あたりの購入点数が増え、売上高を押し上げたようです。
本業のもうけを示す営業利益は、デジタル広告の活用などで広告宣伝費を2割強抑制したことが貢献し、連結ベースで前期比65.4%増の380億円となったそうです。
鈴木誠社長は電話記者会見で「3期減収が続いたが、お客様の支持を取り戻しつつある。(コロナ禍の影響で)今後も非常に見通しがつかず、良くも悪くもぶれやすい環境だが、足元は非常に好調だ」と手応えを示したそうです。
2022年2月期は、売上高が前期比2.3%増の5548億円、営業利益は同1.6%増の386億円、最終利益は同0.4%増の262億円を見込んでいるとのことです。
今年度後半はおそらくコロナの影響がだんだん収束すると思っていますが、そうなると、好調さも収束してしまうんでしょうかね。
8227:12,880円
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しまむら(8227)
こういうのは、実際に店舗にいってれば感じるもの。
足で稼ぐ株価かな。