jojuさんのブログ
スマホ市場の利益シェアと成長性
スマホの営業利益シェアはアップルが92%、サムスンが15%、その他メーカー合計が-7%
出荷台数シェアはサムスン22%、アップル14%、その他64%
アップル、サムスン以外は販売台数があってもほとんど稼げてない。
営利ベースの世界成長が30%程度あってもそのかなりはアップルが取り、次いでかなり引き離されてるが右肩下がりのサムスンが取ってる構図。
iPhoneが他と比べダントツ高値で売られてることがわかります(アップルの粗利率は40%程度)
アップル以外のアンドロイド勢は全て消耗戦もしくはローカライズ。
その中で中国勢、そしてインド勢が伸び、サムスンが引きずり下ろされてる構図。
サムスンは日本勢から奪ったDRAM部門がなければやばい状況(ここでは寡占化)
さて、スマホ部品メーカー(日本勢/台湾勢)のほうは儲かってるのでしょうか。
ともあれ、今回景気上昇局面では、スマホ市場は数量ベースで20%以上の成長が確保できそう。
利益成長は10%以上程度か?
これから成長加速するのはインド、インドネシアで、先進国、中国は買い換え需要中心でハイエンド化? アップルは台数シェアは伸びずとも利益シェアが高い状況が続きそうです。
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スマホはサムスンを除き、日本製、台湾製などの部品が台湾EMSの中国工場で組み立てられ、
各ファブレスメーカー(アップル、小米、Micromaxなど)で販売される流れ。
アンドロイド勢は薄利の安値品が中心なので、当然、部品メーカーの利益率も低いと見られる。
しかし、今後も販売数量が大きく伸びるのはこちら。
アップル、アンドロイドに二股をかけてる部品メーカーは、スマホ市場の利益成長をそこそこ享受できるでしょう、、利益率は低下トレンドになるが利益は10%成長程度?
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