jojuさんのブログ

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(続き、その2)多くの社会問題は経済政策の迷走に起因

 最適資源配分を達成するためには、市場原理の活用、すなわち、規制・保護・談合の排除が必須ですが、これらは、国内だけでなく、海外にも拡張出来ます。

 

 それが即ち、自由貿易協定です。

 

 自由貿易協定により国家間での規制、保護関税を取り払い、国際的な談合を摘発することで、海外市場も活用した潜在成長率の向上が図れるようになります。

 

 

 現状、民主党政権は、産業界の要望で環太平洋自由貿易協定(TPP)の交渉に乗り出しましたが、その意味が良く分かっていないようです。

 保護を考えつつ自由貿易も、というスタンスでは、かなりいびつなものになる可能性があります。

 

 こういうスタンスでは、割高・粗悪分野で、お互いに保護、規制を温存しあう結果となり、市場原理の歪みを国際的に補強する悪しき結末になるかも、です。

 

 さらに、より問題な点は、過剰な円高政策を取ったまま、自由貿易協定を進めようとしている点です。

 これでは、国内市場が海外企業の一方的な草刈り場になるだけで、国内産業の不要な壊滅を招くだけです。

 円高政策のハンデがあるのでは、公正な競争にならない。

 円高政策も市場原理の歪みであり、(規制・保護・談合以上に)除去すべきものです

 

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