サックスバー、前期経常を24％下方修正

　サックスバー　ホールディングス <9990> が4月28日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の35.6億円→26.9億円(前の期は37.7億円)に24.2％下方修正し、減益率が5.7％減→28.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.8億円→8.2億円(前年同期は20.1億円)に51.2％減額し、減益率が16.6％減→59.3％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　　第４四半期連結会計期間における小売事業部門の売上高は、１月には消費税増税の影響も薄まり堅調に推移したものの、２月には新型コロナウイルスの影響による低下が見られ、３月には新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府および自治体による外出自粛要請やそれに伴う店舗の営業時間短縮や休業、必需品以外の消費活動の緊縮等により大幅に減少しました。その結果、第４四半期連結会計期間の小売事業部門の売上高は前年同期と比較して15.9％減少し、それに伴い、利益面も大幅に減少しました。また、製造・卸売事業部門においてもほぼ同様の状況となりました。そのため、連結業績の売上高及び利益面の予想を修正いたしました。