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*15:25JST シンバイオ製薬---22年12月期売上高100.08億円、RTD製剤の投与方法としてRI投与を推進
シンバイオ製薬<4582>は9日、2022年12月期連結決算を発表した。売上高が100.08億円、営業利益が19.63億円、経常利益が19.99億円、親会社株主に帰属する当期純利益が11.79億円となった。SymBio Pharma USA, Inc.が本格稼働を開始したことに伴い、2022年12月期より連結財務諸表を作成しているため、対前期増減率は記載していない。
2020年12月に自社によるトレアキシン(R)(一般名:ベンダムスチン塩酸塩又はベンダムスチン塩酸塩水和物)の販売を開始し、2021年度の最重要課題である収益化を達成した。地域のニーズに合致したきめ細かい提案を企画し、より高い生産性をもつ営業組織体制を確立するため、全国に医薬情報担当者を、さらには「ヘマトロジー・エキスパート」を地域毎に配置し、より科学的な情報提供ができる体制を確立した。また、全国流通体制を確立するためスズケン<9987>及び東邦薬品との間で両者を総代理店とする医薬品売買に関する取引基本契約を締結、全国流通体制を構築している。物流については、エス・ディ・コラボと提携し、東日本地域と西日本地域の2拠点に物流センターを設置している。当年度は、トレアキシン(R)点滴静注液100mg/4mL[RTD(Ready-To-Dilute)製剤]の投与時間を10分間に短縮するRI(Rapid Infusion)投与について、2022年2月に一変承認を取得した。RTD製剤は、従来の凍結乾燥製剤(FD製剤)に比べて手動による煩雑な溶解作業に要する時間を短縮でき、さらに、RI投与により投与時間が大幅に短縮されるため、患者及び医療従事者の負担を大幅に低減することが可能となる。RI投与については、2022年12月末時点において80%を超す医療施設で患者に投与が行われており、順調にRI投与への切り替えが進んでいる。
営業活動については、新型コロナウイルス感染症による治療の遅延、それに伴う医療施設の訪問規制が継続し、営業活動の制約となったこと等の要因はあるが、ベンダムスチンとリツキシマブの併用療法(以下「BR療法」)及びベンダムスチンとリツキシマブ、ポラツズマブベドチン(遺伝子組換え)との併用療法(以下「Pola-BR療法」)の再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(以下「r/rDLBCL」)の適応追加によるr/rDLBCLの売上が通年に亘って寄与した。
2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比30.1%減の70.00億円、営業損失が3.31億円、経常損失が3.51億円、親会社株主に帰属する当期純損失が3.70億円を見込んでいる。
<NS>
2020年12月に自社によるトレアキシン(R)(一般名:ベンダムスチン塩酸塩又はベンダムスチン塩酸塩水和物)の販売を開始し、2021年度の最重要課題である収益化を達成した。地域のニーズに合致したきめ細かい提案を企画し、より高い生産性をもつ営業組織体制を確立するため、全国に医薬情報担当者を、さらには「ヘマトロジー・エキスパート」を地域毎に配置し、より科学的な情報提供ができる体制を確立した。また、全国流通体制を確立するためスズケン<9987>及び東邦薬品との間で両者を総代理店とする医薬品売買に関する取引基本契約を締結、全国流通体制を構築している。物流については、エス・ディ・コラボと提携し、東日本地域と西日本地域の2拠点に物流センターを設置している。当年度は、トレアキシン(R)点滴静注液100mg/4mL[RTD(Ready-To-Dilute)製剤]の投与時間を10分間に短縮するRI(Rapid Infusion)投与について、2022年2月に一変承認を取得した。RTD製剤は、従来の凍結乾燥製剤(FD製剤)に比べて手動による煩雑な溶解作業に要する時間を短縮でき、さらに、RI投与により投与時間が大幅に短縮されるため、患者及び医療従事者の負担を大幅に低減することが可能となる。RI投与については、2022年12月末時点において80%を超す医療施設で患者に投与が行われており、順調にRI投与への切り替えが進んでいる。
営業活動については、新型コロナウイルス感染症による治療の遅延、それに伴う医療施設の訪問規制が継続し、営業活動の制約となったこと等の要因はあるが、ベンダムスチンとリツキシマブの併用療法(以下「BR療法」)及びベンダムスチンとリツキシマブ、ポラツズマブベドチン(遺伝子組換え)との併用療法(以下「Pola-BR療法」)の再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(以下「r/rDLBCL」)の適応追加によるr/rDLBCLの売上が通年に亘って寄与した。
2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比30.1%減の70.00億円、営業損失が3.31億円、経常損失が3.51億円、親会社株主に帰属する当期純損失が3.70億円を見込んでいる。
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