蔵王産業、今期経常を一転13％増益に上方修正、配当も11円増額

　蔵王産業 <9986> が10月29日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期連結比44.8％増の5.8億円に拡大し、従来予想の4.6億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9億円→11.5億円(前期連結は10.2億円)に27.8％上方修正し、一転して12.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期連結比8.6％減の5.6億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の53円→64円(前期は53円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期連結比22.3％増の3.4億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の15.6％→15.0％に低下した。

　※今期から非連結決算に移行。

株探ニュース