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アドテストはやや売り優勢、エヌビディア株変調受け手控えムードも株式需給は強弱拮抗◇
アドバンテスト<6857.T>が強弱観対立のなかも利益確定売りがやや優勢。株価は前週16日に1万2000円台を回復し新高値を形成したが、その後は上値の重い展開となっている。米国株市場では前週末からエヌビディア<NVDA>が売りに押される動きとなり、前日は2.5%安で大陰線を引き5日移動平均線を下抜ける格好となった。ソフトバンクグループ<9984.T>などが主導する米国のAIインフラ計画「スターゲート」の立ち上げが難航しているとの観測が浮上するなか、AI半導体の象徴株となっているエヌビディアへの買いが手控えられており、同社に半導体テスターを納入するアドテストの株価にもネガティブに作用している。ただ、アドテストの株式需給面に目を向けると直近信用倍率が1.03倍と売り買いが拮抗している状況にあり、ショート筋の買い戻しなどが機能して下値抵抗力も発揮されやすい状況にある。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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