決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … ＱＰＳ研究所、エレメンツ、ＴＫＰ (1月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の1月12日から15日の決算発表を経て16日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ティムス <4891>
　24年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常損益(非連結)は5.6億円の赤字(前年同期は7.5億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.3　串カツ田中 <3547>
　23年11月期の連結経常利益は前の期比40.5％減の8.3億円に落ち込んだが、24年11月期は前期比14.0％増の9.5億円に回復する見通しとなった。

★No.5　ＢｅｅＸ <4270>
　24年2月期の連結経常利益を従来予想の4億2500万円→5億8400万円(前期は4億0900万円)に37.4％上方修正し、増益率が3.9％増→42.8％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4891> ティムス 　　　東Ｇ 　 +40.71 　　1/15　　　3Q　　　　赤縮
<5595> ＱＰＳ研究所 　東Ｇ 　 +15.26 　　1/15　　上期　　　　　－
<3547> 串カツ田中 　　東Ｓ 　 +14.87 　　1/15　本決算　　　 14.05
<2338> クオンタムＳ 　東Ｓ 　 +11.70 　　1/15　　　3Q　　　　赤拡
<4270> ＢｅｅＸ 　　　東Ｇ 　 +11.39 　　1/15　　　3Q　　　 66.22

<6150> タケダ機械 　　東Ｓ 　 +10.16 　　1/15　　上期　　　 79.70
<3021> ＰＣＮＥＴ 　　東Ｓ　　 +5.91 　　1/15　　上期　　　 58.02
<7997> くろ工 　　　　東Ｓ　　 +5.27 　　1/15　本決算　　　　黒転
<4199> ワンプラ 　　　東Ｇ　　 +5.12 　　1/15　　　1Q　　　　黒転
<5018> ＭＯＲＥＳＣ 　東Ｓ　　 +5.11 　　1/15　　　3Q　　　 48.51

<5246> エレメンツ 　　東Ｇ　　 +4.12 　　1/15　本決算　　　　赤縮
<4176> ココナラ 　　　東Ｇ　　 +3.88 　　1/15　　　1Q　　　　黒転
<9979> 大庄 　　　　　東Ｓ　　 +3.62 　　1/15　　　1Q　　　　黒転
<3826> ＳＩ 　　　　　東Ｓ　　 +3.55 　　1/15　　　3Q　　　 55.14
<3479> ＴＫＰ 　　　　東Ｇ　　 +3.16 　　1/15　　　3Q　　　 68.43

<7515> マルヨシ 　　　東Ｓ　　 +2.92 　　1/15　　　3Q　　　145.00
<2722> アイケイＨＤ 　東Ｓ　　 +2.13 　　1/15　　上期　　　　黒転
<9972> アルテック 　　東Ｓ　　 +1.69 　　1/15　本決算　　　　黒転
<4361> 川口化 　　　　東Ｓ　　 +1.69 　　1/15　本決算　　　-12.79
<5025> マキュリＲＩ 　東Ｇ　　 +1.19 　　1/15　　　3Q　　　-71.96

<7811> 中本パックス 　東Ｓ　　 +1.02 　　1/15　　　3Q　　　-21.19
<7077> ＡＬｉＮＫ 　　東Ｇ　　 +0.65 　　1/15　　　3Q　　　-58.19
<3189> ＡＮＡＰ 　　　東Ｓ　　 +0.44 　　1/15　　　1Q　　　　赤拡
<7808> ＣＳランバー 　東Ｓ　　 +0.32 　　1/15　　上期　　　-30.38
<3168> 黒谷 　　　　　東Ｓ　　 +0.17 　　1/15　　　1Q　　　　黒転

<1401> エムビーエス 　東Ｇ　　 +0.16 　　1/15　　上期　　　 83.54

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース