ヨンキュウが反発、太平洋クロマグロの漁獲規制で思惑的な買い入る

　ヨンキュウ<9955.T>が反発。きょう付の日本経済新聞で、「日米など６カ国・地域は３日まで札幌で開催した国際会議で、太平洋の一部でクロマグロが急減した場合に漁獲規制ルールを導入することで基本合意した」と報じられたことを受けて、マグロ養殖関連銘柄の一角である同社に思惑的な買いが入っているようだ。
　同社では０８年１１月にマグロの養殖事業に参入し、現在では「日振のトロ鮪」のブランドで展開を図っている。日本食ブームの広がりもあってマグロの消費量が増加する一方、海洋資源の管理から太平洋クロマグロは漁獲規制の動きが強まっており、養殖マグロを手掛ける同社には商機拡大につながるとの期待が強まっているようだ。

ヨンキュウの株価は１０時５８分現在１３３０円（△２９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）