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―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月3日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 霞ヶ関C <3498>
23年8月期の連結経常利益を従来予想の27億円→38億円(前期は17.3億円)に40.7%上方修正し、増益率が55.9%増→2.2倍に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.2 アスクル <2678>
23年5月期の連結経常利益は前の期比1.2%増の144億円になり、24年5月期も前期比12.1%増の162億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 ハイデ日高 <7611>
24年2月期第1四半期(3-5月)の営業損益(非連結)は12.2億円の黒字(前年同期は0.1億円の赤字)に浮上し、3-8月期(上期)計画の15.8億円に対する進捗率は77.2%となった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3498> 霞ヶ関C 東G +17.81 7/ 4 3Q 黒転
<2678> アスクル 東P +13.27 7/ 4 本決算 12.13
<7611> ハイデ日高 東P +1.52 7/ 4 1Q 86.11
<2493> イーサポート 東S +0.94 7/ 4 上期 赤転
<9948> アークス 東P +0.56 7/ 4 1Q 5.84
<6469> 放電精密 東S +0.34 7/ 4 1Q 赤縮
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
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