ミニストップ、前期経常を赤字拡大に下方修正

　ミニストップ <9946> が4月1日大引け後(15:15)に業績修正を発表。22年2月期の連結経常損益を従来予想の0.8億円の赤字→27.6億円の赤字(前の期は49.9億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の13.7億円の黒字→13.1億円の赤字(前年同期は26.1億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　業績予想につきまして、2021年４月８日の連結業績予想公表時においては、新型コロナウイルス感染症に対する政策の効果や海外経済の改善により、日本国内の景気の持ち直しが進み、当社の来店客数および売上が改善する想定をしておりました。しかし、新たな変異株の世界的な拡大や原材料価格上昇の影響を受け、売上の回復に遅れが生じ、利益計画を下回ることとなりました。海外事業においても、日本同様に感染症の影響が継続し、前回公表の連結業績予想を下回る結果となりました。