プレナス、今期経常を一転黒字に上方修正

　プレナス <9945> が11月27日大引け後(16:30)に業績修正を発表。21年2月期の連結経常損益を従来予想の2.3億円の赤字→7.7億円の黒字(前期は7.2億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上し、5.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.3億円→16.3億円(前年同期は3.8億円)に2.6倍増額し、増益率が64.2％増→4.2倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　ウィズコロナの状況の中、当社グループは引き続き食のインフラ企業としてお客様満足の実現と、お客様と従業員の安全を考慮した店舗運営を実施しており、９月・10月(当社第３四半期中)の既存店売上高前年比につきましては、ほっともっとは106.0％・100.0％と推移し、やよい軒は97.9％・95.5％、ＭＫレストランは91.3％・97.5％と前回予想を上回って推移いたしました。また、海外事業につきましても、限定営業を余儀なくされておりますが、一部の地域では売上は回復傾向にあります。　2021年２月期の通期の連結業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき、売上高や販売管理費等を見直し、修正いたしました。なお、親会社株主に帰属する当期純損失につきましては、減損損失などを特別損失として見込んで算出しております。（注）業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。