愛光電気、非開示だった今期経常は76％減益、未定だった配当は35円実施

　愛光電気 <9909> [ＪＱ] が10月22日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は経常利益(非連結)が前期比75.9％減の7800万円に落ち込む見通しと発表した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当は35円(前期は60円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年３月期の業績につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を合理的に算定することが困難であることから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき業績予想を公表させていただきます。　新型コロナウイルス感染症の収束時期の見通しが立たず、電設資材卸売業界おいても建設工事の一部に着工や進捗の遅延等が生じており、下期は厳しい状況で推移するものと見込まれます。これにより2021年３月期の業績は前期実績を下回る予想であります。

　　2021年３月期の通期業績予想が未定であったことから配当予想につきましても未定としておりましたが、厳しい業績推移と財務状況等を総合的に勘案し、期末配当につきましては、１株当たり35.00円を予定しております。※　上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したもので、実際の業績等は今後様々な要因により変動することがあります。