日本電計が後場下げ幅を拡大、１７年３月期業績予想を下方修正

　日本電計<9908.T>が後場下げ幅を拡大している。午後１時ごろ、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を８６５億円から８１０億円（前期比４．９％減）へ、営業利益を２６億円から２０億円（同２５．６％減）へ、純利益を１７億円から１１億円（同３２．０％減）へ下方修正しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

　増収を見込んでいた国内売上高が計画を下回っていることに加えて、海外の販売子会社の売り上げ減少や円高換算による決算数値の減少が要因という。また、急速に進展した円高による評価損を含めた為替差損が２億５０００万円程度発生する見込みであることも響くとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）