決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 千代建、日本アンテナ、動物高度医療 (8月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　動物高度医療 <6039>
　20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比43.0％増の1.1億円に拡大し、通期計画の4.1億円に対する進捗率は27.6％に達し、4年平均の19.0％も上回った。

★No.2　テクノクオツ <5217>
　20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比6.1％増の4億円に伸び、4-9月期(上期)計画の4.6億円に対する進捗率は86.7％に達し、5年平均の66.3％も上回った。

★No.3　日本アンテナ <6930>
　20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は900万円の黒字(前年同期は8400万円の赤字)に浮上し、4-9月期(上期)計画の2000万円の赤字をすでに上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6039> 動物高度医療 　東Ｍ 　 +10.18 　　8/ 1　　　1Q　　　 43.04
<5217> テクノクオツ 　ＪＱ　　 +4.48 　　8/ 1　　　1Q　　　　6.05
<6930> 日本アンテナ 　ＪＱ　　 +3.57 　　8/ 1　　　1Q　　　　黒転
<2406> アルテＨＤ 　　ＪＱ　　 +3.54 　　8/ 1　　上期　　　 -8.50
<9853> 銀座ルノア 　　ＪＱ　　 +2.66 　　8/ 1　　　1Q　　　 78.36

<6366> 千代建 　　　　東２　　 +1.02 　　8/ 1　　　1Q　　　　黒転
<6026> ＧＭＯテック 　東Ｍ　　 +0.56 　　8/ 1　　上期　　　　黒転
<3796> いい生活 　　　東２　　 +0.26 　　8/ 1　　　1Q　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース